私には、2人の伯母がいます。
2人とも、横浜に住んでいます。
幼い頃から、大変お世話になっていて
私の成長を支えてくれた存在です。
一人のM伯母が、あの大きな地震の時に
東京・目黒にいて、帰宅できずインターネットカフェで一晩過ごし帰ってきたことは、安否を確認したときの電話で知っていました。(伯母は80歳です)
無事でよかった・・・と思っていました。
今日、もう一人の伯母(T)から電話があり
「M伯母が紹介された病院に行くのが遠くて怖がっていけないから、近くの病院をパソコンでさがせないか?」
というではないですか。
話を聞くと、M伯母は「目黒」と聞くだけで動悸がしたり、夜寝つきがわるく
「あのときT(弟)を背負って・・・」と戦時中のことを話し出している・・・とのこと。
・・・
私は、M伯母が無事であったことで安心していたのですが
M伯母はPTSDの症状を起こしているようでした。
もともとM伯母はとても細やかな神経の持ち主で、身体の痛みもあちこちあり病気がちで
安定剤も常用しています。
・・・
伯母に・・・カウンセリングを。。。
と、思いました。
。。。ですが80歳という年齢を考えてしましました。
連絡をとった、M伯母の話を聞くと
「パニックになっちゃって」と。
その後は身体の症状を話してくれました。
「そっちは元気なの?・・・ああ、よかったぁ」と伯母としてのあたたかい言葉を私にくれたのでした。
今までの長い人生の歴史の中で
多くのことを経験して、私が想像もできないような痛みや苦しみを背負ってきたことを感じました。
距離は遠く
関係は濃く
・・・
「たくさん今までの苦しかった気持ちをいっぱい聴きたい。。。」
・・・そう思う私は、とても無力に感じました。。。
(近しい人のカウンセリングは困難と言われています)
今、私に出来ることは
身近ではない方々へのカウンセリングと
リラクセーションの方法と
伯母家族に連携をとっていくこと
・・・
・・・
衝撃(ショックやトラウマ)は、身体を通し、記憶を掘り起こし
エネルギーを奪っていきます。。。
年月を重ねて生きてきた伯母のことが、人として愛おしく
尊敬する気持ちでいっぱいの今日です。
私が出来ることで、サポートさせていただきます、伯母さん!