「ゆにちゃん便り6月号」です。 | 流れるまんま

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整体ナビゲーターゆにちゃんの日記

季節は新緑から万緑に向かい日増しにその緑を深ふめ、梅雨の雨が森の呼吸を一層深いものにしているように感じる今日この頃ですね

みなさまはいかがおすごしでしょうか?

「ゆにちゃん便り6月号」です。



今月も宇宙の呼吸に息を合わせ絶妙に変化していくこの体の中に宿る大自然について理解を深めて参りましょう。


 


さて、梅雨と言えば?


「雨」と、返ってきそうですが…

整体オタクには「汗と呼吸+冷え」なんです(笑)


みなさん、汗の働きって知ってます?


「温度調整」


というのは一般的に知られてますけれども、実は、汗にはおしっことして排出しきれない老廃物を排泄して腎臓を助ける働きや、疲労や毒素なりが集中している部分を発汗してゆるめ、調整する働きもあるんです。


汗かいたら、なんだかさっぱりしたと感じたことないですか?これは、部分疲労や毒素が発汗により抜けたからですね!なので、汗の出の悪い体というのは、壊れやすいし疲れやすいんですね。


勿論、出過ぎるのもこれはこれで異常で、本来、小便で出すものを汗で出してしまい、皮膚呼吸の代謝が過剰になるらしく、呼吸器が疲れて体が疲れやすくなってしまうそうです。


ちなみに汗の出る場所にも意味があり、その人の偏った疲労のある部分に出やすくなるんですよ~(;´∀`)


例えば、呼吸器の働きが悪く毒素を多くためているような場合は肩甲骨の上辺や、胸に汗をかきますし、神経系に集中している人などは頭や首、関節炎などを持ってる方は治る過程でその関節のある部位ばかりに汗をかくようになるんですよね。


 


汗ってすごいですよね♪


 


では、今度は呼吸のお話です。

人間の呼吸には、肺呼吸と皮膚呼吸があると言われていますが、意外にも皮膚呼吸と言っても酸素自体のガス交換は全体の1%にも満たないそうですね。


しかしながら、肺による呼吸に伴って起こるこの皮膚の伸び縮みが呼吸の良し悪しに大きく関係しますので、整体的に観て、一見、何の関係もなさそうな、呼吸と皮膚は密接な関係があると考えられています。


ちなみに、皮膚と呼吸器と汗の発汗に関係ある背骨は、胸椎5番というところで、同じところなんですよ!


長々と書いてますが、一度、まとめていきます(笑)


梅雨時期は、この湿度のために皮膚の伸び縮みが悪くなります。ると、汗の発汗や呼吸がしにくくなります。


と言うことは、毒素や疲れが抜けにくくなりますよね。


なので、代わりに腎臓がフル回転で働いて、おしっこなどで毒素を排泄しようとします。


しかしながら、みなさんは油断して体を冷やしてしまっているのです。(特に足先)


梅雨時期は、朝晩で21~23度という時がざらにあります。クーラーでこの温度設定はどうですか?


寒いですよね!


冷えると、まず影響が出るのが泌尿器と生殖器つまり、今の時期、働かないといけない腎臓を直撃するのです。


しかも!

同じ温度でも、人によって感受性が違い、

発汗が悪い時や腎臓がくたびれている時は、実際の温度以上に暑く感じてしまうので、そういう傾向のある方は「蒸し暑い」と言っては冷やし過ぎたり、腎臓が壊れている人は足の裏がほてるので、川遊びで足だけつけたり、素足になりたがったりしてしまいがちです。


どうです?


「汗と呼吸+冷え」


ポイントは、汗にしても、呼吸にしても、「皮膚の伸び縮み」ですね!


そこで!

皮膚の伸び縮みをよくするために呼吸そのものをダイナミックにしてみましょう!


肺や気管の伸び縮みが十分に行われるためには、腰の前後運動がよくなければいけません。



そのために!



「腰の前後運動は太ももの裏側の筋肉で調整!」


やり方です。



大股歩きです!単純です(笑)


 

でも、効果抜群です。

歩くときに太ももの裏の筋肉を伸ばすつもりで、踵を突き出すように歩くとさらにいいですよ~


最初はぎこちないかも知れませんが、数分続けていると、息が深く入るのが感じられますよ!


それもめんどくさい人は、これ!


上向きに寝転がり、足を高く上げ、足の踵を壁にくっけておく。


さらにつま先を自分の方に向けてみる!


 こうすれば、太ももの裏の筋肉のびるでしょ(笑)


この時期に体がだるいという人が多くいます。

中には、朝一が特にとか、のどが痛いとか…


このだるい現象はおしりから足の太もも裏側の筋肉の硬直が呼吸器に影響して起こると言われているので、大股歩きや積極的体を動かしたり、深呼吸することで解消されることが多い。


これでも取れない場合は、冷えや汗の内攻が原因であることが多いです。


後者は完全に明け方に冷やしてます。


寝る前は蒸し暑いので布団を蹴とばして寝てることがありますよね(笑)


対策としては、襟のある長袖、長ズボン、靴下着用です。あと窓開け放して寝ないとか、隙間風に当たっても冷えるので窓際に寝ないなどの工夫をされればいいと思います。


もし、冷やしてしまった場合は朝一の足湯です。


それと、お風呂上りに扇風機で汗を引っ込めていませんか?


これやめましょう!


特に背中から風を当てて汗を引っ込まさない方がいいです。「汗の内攻」と言って、出そうとした汗を引っ込めたことにより、そこの皮膚や筋肉の弾力が著しく低下します、これを回復するためには、もう一度汗をかかないといけなくなるのですが、ちょっやそっとじゃ出なくなってしまい、その調整としていろいろと症状を誘発してしまいます。



症状を挙げると、現象として一番多いのは汗混じりの下痢。


それから血圧の急上昇、神経痛、時にリュウマチ、急な腹痛、視力の急激な低下など。


あとは肋間神経痛、坐骨神経痛、腰や足の痛みなどなど。


 


その他、肝炎や腎臓炎などの急性病。


 


それから夏風邪と言われるのどや気管にくる高い発熱、体が重い、だるい、自分の足が重くなることも。


症状が出ない方や出せないほど鈍くなっている方は、体がこわばり、立ちくらみや動悸、ひどい場合は心筋梗塞になることも。


 


特に首の後ろや背中は、その影響が出やすいので夏は背中から風を当てないのが整体の世界では常識なんですよ~


特にお年寄りのいるご家庭なら、絶対に首の後ろから風を当てて汗を引っ込まさないように心がけてくださいね。首の血管の弾力が悪くなり、脳こうそくなどを起こしたりもすることがあるそうです。


これからよく見かける、首にアイスノンや氷タオルなどするのも危険だということですね。


若い人なら弾力があるのでいいのでしょうけど…おすすめはできません。


暑いからそのようなことするのでしょうけれども、そもそも汗が温度調節してくれているので、余分なことしない方がいいようですね♪


汗の処理としては、こまめにタオルでふき取る、こまめに着替えるこれが一番です。


エアコンが入って汗ばんでくる時期なので、体がだるい原因はこの汗の内攻によるものも増えてきてます。


ちなみにエアコンのなかった時代は汗の内攻と言えば、暑いのに風が冷たくなる秋口だったそうですよ。


便利になった分、人工的環境で不調をつくったりすることもあるので、気を付ければならないことも増えるんですよね。


まぁ、あとは腎臓の働きが忙しくなり、低下しやすかったりするので、冷え対策(靴下の重ね履き・足湯)や食べ過ぎを控えてあげれば、梅雨時期も快適にスッキリ過ごせそうですよ~♪


 


咳が出やすく、息がすぐ上がって「はぁはぁ」言ってる呼吸器の弱い方やがんばり屋さんで、色黒で、寝る前より起きたときの方がだるい腎臓の働きが弱い方は、暑がりで湿度に弱いんで、この季節が苦手な方が多いんですよ。


 


では、太ももの裏を伸ばしてもスッキリしない方や体が重たく感じ湿度に弱い方に腎臓の働きを高める体操もあるのでご紹介しましょう。


 


自分の胸の前で指を絡めて手を組みます(アーメンみたいに)


脇を閉めて、左右交互に上半身を捻じる(いや~ん・いや~んみたいに)



こうすると腎臓刺激できて活発になります。


お酒飲んでてもおしっこになって出てしまいます。


二日酔いになりにくいです。


 youtube「ゆにチャンネル第14回」を見て下さい。


https://www.youtube.com/watch?v=oyv3pOBBAmY



5月までに偏った生活により汗のかける体になっていないと、だるくなったり、体が重たい感じがしますが、こういう場合に体は一度風邪を引き、熱を出して、皮膚をゆるめ、汗の出せる夏の体に仕上げてくることも多くあります。


梅雨時期も何かと変動の多い時ですが、腎臓の働きを低下させないように冷えないように注意しながら、皮膚の伸び縮みをよくし、呼吸と発汗をよくするために太ももの裏を伸ばし、湿度の影響を受けない体でスッキリ過ごしていただければと思います。


あれこれ色々書きましたが、満足したので今回はここまで~(笑)