6月ですが…5月号です。 | 流れるまんま

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整体ナビゲーターゆにちゃんの日記

5月はゆにちゃんボ~ッとしてまして(笑)

ゆにちゃん便り、原稿は書いてあったものの、配信し忘れてました(;´∀`)

 

なので!

今さらですが5月号です。

 

 

以下、5月号↓↓

 

「平成」から「令和」に元号も改まり、立夏を迎え、お山では椎(しい)の花盛りが過ぎようとし、木々たちの緑がますます濃くなり、ミカンの花がどこからともなく薫る季節になりました。今回も、静かに、そしてダイナミックにめぐるこの季節と体に寄り沿う整体的生活の知恵を学んで参りましょ~♪

 

これから夏向けて、気温がぐんぐんと上がりいろいろな生命活動が活発になります。 山・海・川へアアウトドアなど野外で楽しむにはいい季節になり、肌の露出が多くなったりで、これから夏にかけていろいろな毒を持つ生き物(ムカデや蜂など)に噛まれることもあるかと思われます。 その時に、整体では便利なお手当法があるのでご紹介しておきます。

 

まず、噛まれた部分は、その場にポイズンリムーバーなどがあれば、毒を吸い出したり必要な処理をしたあとに、「化膿活点(かのうかってん)」という場所をお手当(輸気)します。

 

噛まれたのが右半身なら右腕の、左半身なら左腕の二の腕の外側、肩と肘のちょうど真ん中くらいの、筋肉の少ないところ。そこに指を(自分でやる場合は中指で、してあげる場合は両手で包み込むように腕を持って親指を重ねてするとやりやすい)ゆっくりグ~ッと当てていくと柔らかくなった皮膚の中に米粒くらいの小さなかたまり(筋肉とは違うコリコリ)を発見できます。このかたまりに触れて痛すぎもせず「あっなんかあるな~」という感じでジ~ッと押さえておきます。

出来る方はかたまりに当たっている指から息を吸ったり、吐いたりしてるつもりになって呼吸のイメージを使って意識を集めます。

 

最後にこのかたまり押さえたところをコリコリを乗り越えるような感じで上下左右に動かしてコリッとさせてはじいてください。キチンとかたまりにに当たってると指先まで響いてきます。結構、刺激があるのでお子様にするときははじくのをやめて両手でかたまりをやさしく押さえているだけでも構いません。

 

ちなみにこの「化膿活点」は虫刺されだけじゃなく、膿んだ時の化膿に対してや、虫歯・歯槽膿漏などにも有効なんです。

 

※化膿活点の写真とお手当(輸気)の説明がブログに載せてありますので、是非みておいてくださいね♪

http://ameblo.jp/unity-man/entry-11886518640.html

 

 

この時期はどんどん、夏に向けて骨盤が開いてきます。

この影響で5月は呼吸器に影響が出て、やる気がなくなったり、精神的に不安定になるかも多いようです。

昔の人はこの5月あたりの精神的不安定なこういう時期を「木の芽どき」といってたそうですよ。今では「5月病」ともいいますね。不思議とこの傾向は雨が降り出す梅雨を迎えると、なぜだか収まるそうです。

そして、梅雨を過ぎたあたりからは心臓系に影響がでるそうです。

 

ちなみにこの呼吸器系の変調に対しては太ももの裏を伸ばすといいんですよ。なので前屈とか、仰向けに寝て膝を曲げないように片足を上げると太ももの裏ピィ~ンときますよね、こんなストレッチとか、この時期「ゆにちゃん便り」ではお馴染みの「クレイジーな大股歩き」も有効なんですよ(笑)

 

  • 参考までに「大股歩き」

    http://ameblo.jp/unity-man/entry-11244726652.html

     

    しかもこの呼吸器は皮膚とも関係していて、皮膚は発汗とも関係しているのです。ひょっとするとこの時期の呼吸器に関する異常は、夏に汗をかくための調整なのかも知れませんね。

     

    ヒトの体は、寒くなると筋肉やヒフを引き締め、熱を逃がさないようにし、暖かくなるとヒフを開き、汗を出し、汗が蒸発とする時に熱を蒸散させ、体温を一定に保ち、カメやヘビなどの変温動物と違い、一年中活動できる自由を得ているそうです。

     

    頭の緊張や呼吸器や皮膚、それとこの汗をかくということと関係している背骨が、先月でもご紹介しました胸椎5番という骨で、ここの動きが悪いと汗が出にくくなります。そして、この背骨の動きを決定しているのは後頭部の真ん中、延髄というところなんです。

     

    自分で出来るセルフケアとしては、眠りの質の悪い方は後頭部をこんにゃく湿布や熱めのタオルで温めるといいです。胸椎5番には両手振り運動やペンギンン体操なども有効です。

     

    「流れるまんま」参考にしてください。

     

    肩甲骨の動きをよくするセルフケア→https://ameblo.jp/unity-man/entry-12368456109.html

     

    後頭部の温湿布→https://ameblo.jp/unity-man/entry-12368457442.html

     

    これらはすべて胸椎5番を中心とした呼吸器、発汗、皮膚に関する働きを活発にする方法です。

     

    さらに、汗ばむ季節は汗と一緒にいろいろな毒素が排泄されているだけに、このかいた汗を冷たい風にあてて引っ込ますと、様々な悪影響が出てしまいます。

    特に首の汗を引っ込めるのがもっとも怖く、脳溢血や脳血栓、脳梗塞、くも膜下出血の原因ともなります。

    他にも汗の内攻は、だるさ、視力の低下、神経痛、リュウマチなどなど、いろいろな問題になりますので気を付けてくださいね。汗を引っ込めたと思ったら(体が冷房病のときのように重だるくなったりする)その時は先ほどのセルフケア、特に後頭部を温めるということと、太ももの裏の筋肉をゆるめるといいですよ。これからの季節は、汗の処理、小まめに拭き取る、着替えるなどで対応していただければと思います。

     

    あと、梅雨に一番多いのが膀胱炎です。

    膀胱炎は細菌が悪いのではなく、冷やし過ぎが本当の原因なんですよ~(゜д゜)

    素足サンダルした日には足湯をして、その日の冷えはその日の内に解消を心がけてくださいね~!

    足元はぽかぽかは、美容と健康にやはり有利で、冷やして腎臓の働きが悪くなりますと肌に影響がでたり、早く老けてしまうんですよ(゜Д゜;)

    なので膀胱炎によくなる人や早く老けたくない方は、この梅雨こそ、よく冷えるので冷え対策をしてくださいね。もし膀胱炎になった人は、3~4日続けて朝晩の足湯したら、お薬(抗生剤)を飲まずに経過できますよ。この時期から明け方に冷えてますので、足湯は朝がいいそうですよ。

     

    6月に入り梅雨になると、湿度が高くなり汗がかきにくくなり、汗による排泄がしにくくなり、腎臓の負担が大きくなります。梅雨時期に、足を冷すと腎臓の働きが低下し、排毒が滞り、自家中毒を起こしやすくなりますので、引き続き冷え対策などには気をつけてくださいね。

     

  • 足湯初心者は必ず見てから実践してください。

    http://ameblo.jp/unity-man/entry-11339951235.html

     

    整体的生活の知恵で、いい体・いい気持ちで本当に素敵な季節の移り変わりを心から楽しんでいきましょ~

     

    まだまだ、ご紹介したいことはたくさんありますが、今回はここまで~(^O^)