今月号の月刊「全生」に掲載されていた記事にズキューン!とやられた!
以下、転載
「人間のあり方」
人間はビクビク、クヨクヨする為に産まれたのではない。その証拠にはビクビク、クヨクヨしていると、顔色も悪くなれば、食べものも旨くない。愉快であれば旨いものでも、欣(よろこ)びがあれば輝いているものでも、ビクビクしていたのではそのように目に映らない。
人間はその生を輝かす為、溌剌といつも元気に生くるよう行動していると、その生は活発となる。体が使えば逞しくなってゆく構造をしているのはその為であろう。
愉快に生涯を生きぬくことが全生である。ジメジメして息していては全生はできない。健康に生きる為に、愉快ほど大切なものはない。
僅かな利害や面子の為、その大切な愉快を失って生きている人は不幸せである。しかも自分の愉快を失っているばかりでなく、他人の愉快まで奪ってしまっていることが多い。これは悪である。
自分の愉快を大切にする人は、他人の愉快も大切にして、傷つけないことを心がけよう。これが全生の道だ。
晴哉