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整体ナビゲーターゆにちゃんの日記

季節の移ろいと共に変化していく体。

この季節には、
体はこんな風になり、
こんな異常を起こしやすい、
だから、こんなことに気を付けてください。

みたいなメールマガジンを、
毎月配信してます。

もうかれこれ7年くらい続けているのですが、
これをアメブロにも毎月、
15日に配信予定で、
転載していこうと思いました。

「私、直接メルマガ登録したい」
からメッセージくださいね(^o^)/


では、3月号の転載です!


お山では霜が朝露に変わり、つくしが顔を出し、川辺は菜の花の可憐な黄色い花びらが春の訪れを知らせてくれています。


 

一年で一番、華やかで、ダイナミックな変化を遂げるこの季節、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 


ゆにちゃん便り3月号です。

 


今月も、この季節の移ろいと共に変化していく、私たちの体について学んで参りましょう!

 


まず、整体では一年中で一番、体の変動が大きいのが春だと言われています。

 


世間では花粉症などのアレルギーで大騒ぎですね。

 


この春先の異常は、冬から春、春から夏にかけての体の変化が上手くいかない時に起こることが多いようです。

 


詳しく説明しますと、冬には体を緊張させ、皮膚や毛穴を閉じ、筋肉を引き締めて体温を逃がさないようにし、

 


夏には体をゆるめ、皮膚や毛穴を拡げ、汗の出やすい体にして、体に熱がこもり過ぎないようにしています。

 


春と秋はその丁度中間、春は体の動きで言うと、1月に後頭部、2月に肩甲骨、3月に骨盤の順でゆるんできます。

 


みなさまのお体を観ていると、その月ごとに体の部分的動きの悪い方は、頭痛、風邪、首を寝違えたり、肩こり、腰痛などの異常を起こし、逆に正常な動きを取り戻してきているようです。

 


アレルギーもその内のひとつだと整体では捉えています。

 


冬の間に冷やし過ぎたり、ストレスが多すぎて、食が極端に偏っていたりしてた場合は、酷くなる傾向が多いようです。

 


少しだけ詳しくお話しますと、よく花粉症のお薬の説明で、ヒスタミンブロックという言葉を耳にすることあると思います。

 


このヒスタミン、アレルギーや炎症の発現に関係する神経伝達物質なんですが、このヒスタミンがアレルギーを起こすタンパク質と結びつかないように抑える薬がヒスタミンブロックです。

 


でも、なぜこのヒスタミンが過剰に体内に出ているのかが問題なんですが、そこはそのまま、出過ぎたヒスタミンの働きを抑える薬や花粉から逃げ回る対策しかとられてないのが現状ですね。

 


しかも、このヒスタミンは交感神経の緊張が高ぶり過ぎた時に、調整として副交感神経の働きを高めるために出てきているそうです

 


大体、人間の治る働きや、偏った生活からできた体の偏りを調整する働きは、痛みであったり、発熱、発疹、アレルギーなんですよね。

 


自分にとっては都合の悪いこれらの症状で、体は治ろうとしているんですよね。

 


花粉症も整体で体の自律神経の働きと、首の骨と、迷走神経の働きに関係する背骨を少し調整したら、症状が軽くなるか、なくなるので、花粉が悪いのではなく、花粉に対する体の感受性の問題だということはすぐに分かります。

 


このことから、やはり一番大切なのは、日ごろの偏った生活の改善だということなんですよね。

 


さらに深堀すると、鼻は生殖器と関係が深く生殖器の変動を鼻でバランスをとっているのでは?

 


という考え方も整体にはあります。

 


これを薬などで抑え込むと生殖器に影響がでるということも考えられますね。

 


体は全身でお互いのバランスをとっているので個々に出てきた症状を問題としてそれだけを何とかしようとすると思わぬところに影響が出ることもしばしばです。

 


春先にトラブルの多い方は、体が「あなた生活が偏ってますよ」と伝えてきてくれていると思ってくださいね()

 


スムーズに春の体に変化できる方は、やはり異常がないか、少なくて済むのは、体を拝見していたら一目瞭然です。

 


あと、毎年言ってることですが、この時期が一番体が冷えやすいのです。

 


なぜなら暑さに対応した体は、逆に言うと寒さに無防備な体だからです。

 


寒さに無防備な体で、油断して薄着で、冬みたいに寒い日があると、冷えるしかないでしょ~()

 


日中と夜の温度差もはげしいですからね。

 


この温度差を上手く利用して体を引き締めたり弛めたりの揺すぶりをかけて体の滞った部分を変化させようともしているので温度差も一概に悪いとは言えないのですが、意外にも真冬より、2月後半から桜が咲き気温が安定するまで、

 いわゆる「花冷え」の時期が一年で一番体を冷やしている方が多い季節なので、気持ちのいい春を満喫し、調子のいい夏を迎えるために冷え対策(靴下の重ね履き・足湯など)に気を付けていただけたらと思います

 


それと、春先で多いのは胃の痛みを訴える方と睡眠の質の低下と、やる気の低下などの精神的不安定です。

 


これも毎年、この時期になると必ずこういう方が増えてきます。

 


これは骨盤がドンドン開いてくることと、冬の疲れからなのか、右の骨盤がなぜだか下がる影響だと言われています。

 


体の弾力の悪い方ほど、いろいろと季節の変化で影響を受けるようです。

 


すでにいろいろ出ている方は、整体で調整するか、これ以上、おかしくならないように症状を敵として、お薬などで症状を抑え込むのを止めて、冷えや食べ過ぎ、ストレスの軽減など、環境を整えていただければ、症状も早く経過することでしょう。

 


まだまだ、伝えたいことは盛りだくさんですが、今回はここまでにしておきましょう。