「冬の入り口」 | 流れるまんま

流れるまんま

整体ナビゲーターゆにちゃんの日記

空気がずいぶん乾燥してきましたね。


今回は「乾き」についてです。


11月に入りポツポツ乾燥してくると体の水分の発散がよくなり


体の水分が足りなくなることがあります。


人間の体の五分の四は水ですから、その水分が足りなくなる、


とすぐに体に影響してきます。


ところが、人間は食べ物には敏感なのに、乾きにはわりに鈍いのです。


そこで、乾くとこんなことが起こるということをご紹介しておきます。


まず、一番判りやすいのは皮膚です、とくに口のまわりが乾きだします。


その頃になるとどこだか判らないが何か皮膚がかゆくなる。


その次には痰(タン)が濃くなり、むせるような咳とか、吐くような咳が多くなる。


時には喘息のような発作になることもあるそうです。


このような異常もあたたかい水分を摂ることですぐによくなることもあります。


そういうところから始まって、小便の色が濃くなっていきます。小便の色は


食べ過ぎると濃くなるのですが、そうじゃない人まで濃くなってきます。


水分が足りなくなると質が濃くなるので、小便がたまらないうちに、尿意が起こり


回数が増えてしまいます。水分不足で尿の回数が多いのをそのままにしておくと


残尿感というか、小便が常に出たいような感じになります。


小便の回数が多いので水が多いのかと思って飲まないでいる人がいますが、


逆に飲み物を多くすれば、かえって小便の回数が減ることもあるのです。


そして、体が少しむくむようになる。その上に、風邪とか、喘息とか、吐き気とかいう


現象が起こりますが、それは病気というよりは、水が足りない現象であることが多い


ようです。


なので、冬の入り口には水分がを摂ることが心地よく過ごすためのコツなのです。


その他にも、水分不足で起こる症状はたくさんあります。


唾液が少なくなったり、肩こりや頭の血が下がりにくくなったり、胃酸過多で胃が痛


くなったりもします。


意外と水分不足による異常はあるもんなんですよ!


是非、自分でもチェックしてみてくださいね。



では、ついでに水分不足を解消するための工夫も紹介しておきます。


尿意が頻繁になり、小便の回数が多くなり、小便の色が濃くなっているような


場合に水をがぶがぶ飲んでみても、小便になるだけなのです。


そこで、吸収をよくするためにラーメンを食べたり、鍋ものを食べたり、ともかく


食べて旨く感じる汁物を食べると、早くしみ込んでゆきます。


あたたかい水分であれば、何でもいいですが、お茶よりも食べ物の延長としての


水分の方が有利なのだそうです。味噌汁でも、薄くして多く飲むのがいい。


なので鍋物が最適ですよね!やはり、そういうものをおいしいと感じるのは体の


要求があるからだということですね。


水分というのはただ多く飲めばいいというものではなくて、飲む時期があります。


この乾きに対する変化のある時、つまり体の要求がある時にそれを満たしてあげると


体の快適さが違ってきます。 特に11月から冬の初冬の時期はあたたかい飲み物


が一番必要な時期です。 プラス食べ物と一緒に水分を多く飲めば、自然に食べ物は


少なくなります。ということはみなさんの好きな「アレ」ですよねにひひ


秋から冬にかけては脂を造るときですが・・・しかし夏から今頃までに


随分食べ込んできているので、安心して水分を飲んで減食してみましょう!



おいしくて快調な冬の入り口を楽しんでくださいねもみじ