「姿勢」
馴染みのあることばですね。
整体にたずさわる方なら、よくこんな質問をされます。
「姿勢が悪いのは、なおりますか?」
答えは、後ほど
みなさんは、姿勢というと見た目の形、
つまり、「姿」だけのことを指していっているのだと思うんですけど、
整体でいう「姿勢」とは、少しニュアンスが違います。
「姿」と「勢い」
このふたつで姿勢なんです。
姿だけを矯正しても、また悪くなるのは「勢い」が悪いためです
では、この「勢い」とはなんでしょう?
ズバリッ!
その根性っ!!!!!!!
いやいや、冗談です
実は、「気」のことなんです。
言葉以前、こころ以前にある「勢い」
それが、「気」なんです。
例えば、動いてないと落ち着かない人がいます。
理屈ではなく、とにかく前に、前に進もうとする意識が強い人です。
こういう人は、何かをしようと行動に移すときに肩から動き、
いつも前かがみになっています。
そのバランスをとるためいつもお尻を少し引いた格好になってます。
(お辞儀のように、さらに前へかがむときは、さらにお尻を突き出すので
背中とお尻を壁につけてお辞儀できないんですよ。実験してみてね!)
話を元に戻します。
その人の「勢い」が、体の方向性を左右して、それに対応して「姿」が
変わる。 言い換えれば、姿勢とは、その人の生き方そのものだということになりますね
では、最初の問いの答えなんですが・・・答えるまでもないですよね?
体は、やっぱりおしゃべりなようです(笑)