MOMMY's iPhone Racing

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iPhoneでレースゲームを楽しんでいる人のブログです。
偶にそれ以外のゲームも紹介します。

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CarX Drift Racingの1強かと思われた(あくまで個人的に、だが)ドリフトゲーム界に、新たに登場した新星を今回は紹介したいと思う。それがこのDrift Max Proだ。

元々Drift Maxシリーズは何作か存在し、筆者も以前からチェックしていたのだが、マシンのグラフィックはなかなか良かったもののコースの作り込みのチープさが目立ち、資金繰りの辛さやゲーム内容の退屈さも相まって継続プレイには至っていなかった。しかし久しぶりのシリーズ最新作となった今作は過去作とは大きく様変わりし、マシンの挙動などは完全にアーケード寄りのゲーム性となり、グラフィックやドレスアップ機能も大きく進化した。

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グラフィックは過去作から大きく進化。全体的に明るく鮮やかな色彩。

まずはその挙動に驚かされる。リアル感とは完全に無縁の純アーケードゲームと言うべきか、方向キーをタッチした瞬間に車は大きな角度でドリフトを始める。グリップ走行はまず不可能で、ブレーキやサイドブレーキもほぼ使わずに走り切ってしまうこともある。この挙動を良しとするかどうかでこのゲームに対する評価は大きく分かれるだろう。

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カウンターもほぼ自動で当てられるが、スピン寸前のコントロールをする時などは手動で調整する必要がある。

しかしアーケード寄りとは言ったもののスピード感は控えめで、特に序盤は時速100キロを超えることもままならない程。ただ、20-30キロ程の低速でもドリフト状態は続くしドリフトポイントも入る。高速域での迫力のドリフトを楽しむというよりも、フィギュアスケートのように常に車が滑っている状態だ。

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ドリフト状態を保ったまま壁ギリギリに車を寄せるとボーナスポイント。これがやがて厄介なことに…

そして今作で大きく進化したポイントが車のグラフィック、そして豊富なドレスアップパーツ。車のカラーリングは一定のパターンのグラフィックの中から選択することができ、ステッカーを追加することも可能。更にホイール、ブレーキキャリパーカラー、スモークフィルム、リアスポイラーがそれぞれ変更できる他、車高とキャンバー角もいくつかのパターンの中から変更できる。なお、車高やキャンバー角が走りに影響することは無く、完全に見た目上のカスタマイズとなる。

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車高とキャンバー角は前後別のパターンも有り。かなりの鬼キャン仕様にもできる。

このドレスアップ機能は以前のシリーズ作品でも特徴のひとつではあったのだが、いかんせんひとつひとつのパーツが高額で課金無しにはなかなか手を出しにくいという欠点が有った。しかし今回は資金繰りのシステムが大きく変更され、課金で増やすこともできるキャッシュとゴールドは車両の購入及びコースの解放にのみ使われ、ドレスアップパーツは全てレースの賞品、または定期的に補充されるコンテナ、更に毎日のデイリーボーナスで入手することもできるカードを消費して解放するシステムになった。その結果、資金繰りに苦労することはほぼ無くなったばかりか、レースの賞金やデイリーボーナスがなかなか豪華なためほぼ課金の要らないゲームバランスとなっている。

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カードがランダムで3枚入手できるコンテナは10分おき、各3枚ずつ、合計9枚入手できるゴールドコンテナは4時間おきに解放できる。

また車両の解放には同じくレースの賞品またはコンテナから入手できるCAR CARDを使用することもできる。上位通貨のゴールド限定の車両もあるが、そちらにもカードを使用することができるため車両の解放に困ることも無い。筆者の場合、のんびりと進めていたら1ヶ月も経たずに全車コンプリートできてしまった。

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上位車種でもあまり時間をかけずに解放可能なバランス。

ゲームモードはそれぞれに設定されたミッションをクリアしていくシーズンモードと、各コースを任意のモードで走行するクイックレースモードが用意されているが、クイックレースで使用するコースは各$5000でアンロックする必要があるため当面はシーズンモードを進めていくことになるだろう。そのシーズンモードは複数のレースモードで構成されており、設定されたドリフトポイントを目指すクラシック、コース上に設置されたフラッグを規定の方向で通過するスラローム、配置されたポールを次々と倒していくコーンスマッシュ、ドリフトが戻ったり壁に接触することなく完璧なドリフトを求められるパーフェクトドリフトといったモードが存在。更にステージごとにサブミッションが用意されていて、規定のドリフトポイントのクリアと言ったシンプルなものから壁ギリギリのドリフトで得られるボーナスポイントを稼ぐもの、規定時間を残してフィニッシュ、○秒間車内視点にするといった変わり種も。

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PERFECT DRIFTモードでのCONTINUOUS EDGE drift scoreが曲者。途中で壁から離れるとポイントがリセットされるし、接触やドリフトが戻ってしまうとその時点で失格。後半のミッションはなかなか苦労した。

シーズンモードでは各レース毎に使用できる車両のカテゴリが指定される為、ずっと同一車種で進めていくことは不可能。だが、シーズンの進行に伴って相応の賞金は獲得できているため車が買えずに行き詰まるようなことは無い。上位レースになっても下位の車両を使用する機会もある為、先に所有車で進める所まで進めるといった選択もできる。

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シーズンは現時点で10シーズン、各シーズン10レースが用意されている。

しかし全てのモードが単独走行のため、他車とのレースをする機会は無い。運転していて楽しいと感じる挙動に優れたゲームであれば単独走行にもそこまで不満を持たないが、生憎そこまで気持ちの良い挙動とは言えないのが辛い所だ。オンラインモードなども現時点では存在せず、ややゲームの進行が単調になってしまうのは欠点か。特にシーズンをコンプリートして全車種を集めてしまうと、ほぼやる事が無くなってしまうのは痛い。走行後のリプレイやフォトモードも存在しない為、折角のグラフィックやこだわりのドレスアップを楽しむ機会に乏しいのは残念な所だ。

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ロケーションに優れたコースも多い。折角の美しいグラフィックを活かすフォトモードの実装を待ち望んでしまう。

そういった欠点こそ目立つものの、スマホ用レーシングゲームの中でもここまで派手で華やかなドレスアップをこのグラフィックで楽しむことのできるゲームはなかなか無く、ドリフトゲーム界でも注目の作品であることは間違いない。レース後の広告がやや煩わしいが、気になる場合は¥120で広告を解除できる。基本無料と言いつつも、課金することなく最後まで進んでしまうある意味良心的なゲームバランスでもあるので是非一度プレイしてみて欲しい。

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市街地コースもアーケード感の強い華やかなグラフィック。

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積み上げられたコンテナの上を走るシチュエーションも。



【総評】
★★★☆☆ 星3 
...優れたグラフィックと派手で華やかなドレスアップを楽しもう。ゲーム感の強すぎる挙動、単調なゲーム進行は人を選ぶか。