「類は友を呼ぶ」という言葉がある。
自分の周りに集ってくる人というのは、大体の場合は自分と同レベルの人であるという。

また、ある人が言っていた。
会話中、聞き手は話し手のレベルに合わせて答えを返す。つまり、相手の話すことは正解不正解に関係なく、話し手が望む言葉なのだと。

以上のことで不快感を感じる人は、大体相手を変えようと一生懸命になるが、これは大きな間違い。

有名な故事成語に「まず隗より始めよ 」というのがある。


これは郭隗という人が燕王(春秋戦国時代に今の北京付近にあった燕という国の王)から賢者の求め方について問われた時、まず凡庸な私を重く用いよ。そうすれば自分よりも秀でた人物が集まるだろうと答えた。そのことから「大事業を行うには身近な所から始めなさい」という意味に用いられる。

人を一つの国家と譬えるとしたら、人付き合いは「国同士の外交」と見ることができる。仮に相手との友好関係を深めたいという目標を掲げるとしたら、最初にするのは何か。相手を屈服させることではなく、自分磨きになるのは当然だろう。

「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる。今の人間関係に不満を関じるのであれば、それは自分磨きをする丁度よいタイミングだと考える。故に私はこれからも自分磨きに取り組もうと思う。(これが私なりの「隗より始めよ」である。)
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