ファミリーNo.8 キャバリアの姫ちゃんの突然の訃報が届きました。


姫ちゃんは、生まれつき右の前足の指がひとつ欠損していたために、一般の子犬の流通ルートに乗せることができないということで、ケアママさん(保護者さん)の元で育てられていました。


外見からは判別できないほどの障害で、それ以外に問題もなく、元気に育っていたため、望まれてお試しホームステイをしました。


でも、生活環境が変わったことが負担になったのか、帰ってきてからの姫は下痢が続き、体力を消耗して、グッタリしてしまいました。急いで動物病院に連れて行きましたが、診療を受ける前に息を引き取ってしまったとのことです。


「何らかのハンディを抱えて産まれてきた子は、健常な子と比べると生命力が弱いような気がする」と、ケアママさんは、おしゃっていました。


子犬は、環境が変わると、ストレスから体調を崩してしまうことがありますが、何らかのハンディがある子は、もしかしたら、ちょっと環境が変化しただけでも、ストレスがかかりやすいのかもしれないというのです。


「障害をもって産まれてきたのは、神さまが『おまえは早く私のところに来てもいいよ』ということなのかもしれない」と、おっしゃるケアママさんからは、無念の思いがヒシヒシと伝わってきました。


姫ちゃん、さようなら。そして、ケアママさん、ありがとう。


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