子犬が夜鳴きするときには、まず、さびしがらないような工夫をします。夜鳴きをしている時に、かわいそうだからとかまったりしてはいけません。無視するか、天罰法でやめさせます。

1.ハウスに慣れさせておけば、夜鳴きはしなくなります。

子犬がやってきた日から、ハウスに入ることに慣れさせましょう。
ハウスが楽しくて安心できる場所だと思うようになれば、夜鳴きをしなくなります。

子犬を日中の早い時間帯に家に連れてくるようにすれば、夜までの間に、新しい環境に慣れて落ち着くことができます。

2.さびしさを感じさせないような工夫をしてみましょう。

(1)ハウスを飼い主さんの寝室に置く。
 
(2)できるだけ遅い時間帯に遊んであげて、排泄をさせてから寝かせる。

(3)ハウスで寝るときに、おもちゃを入れてあげる。

3.鳴いているときには、かまってはいけません。

夜鳴きをしている時に、かわいそうだからと声をかけたり、「ダメ」と叱ったり、ハウスから出したりすると、「鳴けばかまってもらえる」と学習してしまい、鳴きぐせがついてしまいます。

4.天罰が下る。

犬はある行動をして嫌なことが起こると、次第にその行動をしないようになります。
ハウスに布をかけた状態で、犬が鳴きだした瞬間に、無言で「バシッ」とハウスを叩いて下さい。犬はびっくりして、鳴きやみます。
飼い主さんがやったことがわからないようにすることで、「天罰」になります。

犬が落ち着いて、静かになったら、外に出してほめてあげましょう。