uniquad blog

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jazzfunkバンド "uniquad" のメンバーによるつぶやき

Amebaでブログを始めよう!

相当遅いですが、あけましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いします。

 

uniquadは、2017年、まあまあ活動してます(笑)

 

ということで、ライブのお知らせです!

 

2017.1.22(日)14:00open

@神戸108

http://livehouse108.net/ 

以前も呼んでいただきました、k-106さんの「Kのるつぼ」というイベントにまたお声かけいただきました!

ありがとうございます。

 

今回も、yoneda michiyoさんをフィーチャーしてお届けしたいと思います。

 

昼間のイベントです!

みなさん是非遊びに来てくださいね〜!

 

そして、1/9にシンガー アッキーさんのサポートでライブしました!

気持ちよかったです。

アッキーさんありがとうございました!

 

大晦日。

もう2016年も終わろうとしています。

 

年間を通じて色んな音楽を聴くことになるのですが、当然ながら、今年一番心に響いた音楽というのがあるわけで。

 

何が心に響いたのかというと、日本の「afro parker」という生音のヒップホップバンドの音楽が心に響いたわけで。

 

メンバーは全員、現役サラリーマン。

僕より10歳ほど?年下の人たち。

サラリーマンとミュージシャンの二足のわらじ。リアルな二足のわらじ。

 

なんで心に響いたのか?

簡単に言ってしまうと、リリックに共感できたというのか、違和感なくスッと入ってきたということがあるのだと思う。

 

一方的に、リリックの一部を紹介させてもらいます。

(了承を得ています)

 

やあ毎度元気?なんて緩い態度で始める乾杯の合図を

さっき福太郎で買ったお徳用のカイロが

冷める頃にゃ尽きてしまう話題も

酔いも抜けんまま赤身のさす肌色

歩くのが速いよなんて笑いながら帰ろう

ただいまって戻ってくる所さえあれば

下り坂も上り坂も数は一緒だから

明日のこの時間この場所に俺はいねぇんだ

魔法みたいな速さでスクロールするカレンダー

めくったページ振り返って何なんだ

なんて強がるのも青臭ぇな

だからせめてremember

家に帰るまでが遠足って教わったでしょ

土に還るまでが人生ってそう捉えよう

20やそこらで出るはずの無い答えを

求める大人にバルスって唱えろ

 

afro parker「Life Is Good」より

 

夜ヘロヘロで帰っている時に、この曲を聴いてまた明日も頑張ろうって、ふいに心のスイッチが入ってしまった。

なので、この説得力が一体何から生まれてくるのかってことを、少し考えてみることにした。

 

このバンドが、先ほども書いたように、メンバー全員がサラリーマンであることが影響しているのかもしれない。

サラリーマン風ではなく、本気でサラリーマンということが大事な気がする。

 

少し変な例を出してみる。

 

僕がまだ中学生で、大人の社会のことは全くわからなかった頃、Mr.Childrenが「everybody goes」という曲を発表した。

桜井さんがサラリーマンに扮装して、舞台で歌うというしつらえだったように記憶している。

当時は、こういうのがサラリーマンの音楽なのかと思っていたが、今、聞き返してみるとそうではない気がしている。

 

決して、ミスチルを批判しているのではないねんけど...

 

そして、さらにわかりにくい引用をします。

 

最近、読み返していた「思考の整理学」の中で、 著者の外山滋比古さんは、現実には2種類あると謳う。第一時的現実と第二次的現実の2種類である。

第一次的現実は、普段われわれが接している物質的世界のことで、第二次的現実は、情報や知識によって作られた観念的な世界を指すらしい。

 

外山さんは、これまでは見るもの、読むものの思想が尊重されたから、働くもの、感じるものの思想は価値がないと決めつけられてきたという。

額に汗して働くものものも、独自の思想を生み出すことを見逃してはいけないともいう。

人間の考えることには、ナマの生活が影を落としているのであると。

 

  何が言いたいかというと、働くことと音楽活動とはきっとそんなに遠いものではないのではないか。

ということ。

 

みずみずしい言葉とナマの現場感の創出をもって、そのことを再確認させてくれた「afro parker」に感謝。

 

結局、何が言いたいのか?

なんてことは聞かないでね。

 

皆さま来年もよろしくお願いします。

 

ドラム すぎた

来年もどうぞよろしく!

年の瀬です。
師走です。
メリークリスマス(早いか)。

突然ですが、ライブのお知らせです!

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2016.12.23(祝・金)
19時〜
@HACHI(堺・北野田)
Charge-free
ドリンク ¥500

ドラム すぎたの地元、南海高野線の北野田駅近辺のレストランバーでのイベントです。

休憩挟みながら、23時くらいまで演奏してしていると思います。

今回は、uniquad feat.yoneda michiyo ということで、ボーカルをフィーチャーしてお届けします。
パーカッションの中小路くん不在の中、初めてのライブということになります。

お忙しい時期とは思いますが、みなさん是非お越しください!


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yoneda michiyo
高校生の頃より歌を始める。
ジャズ、ハウス、ラテンなど様々なジャンルを取り入れたフューチャー・ジャズ・オーケストラバンド「Cozy Orchestra」を結成。
ダンサー、ライブペインティングなど他ジャンルとのコラボレーションを行う。
現在、レコーディングやサポートを中心に関西で活動中。

年末である。

金曜日の夜。
 
先日、とある店でビールを飲んでいた時に、隣のテーブルから聞こえてきた会話。
 
「ミュンヘン行きたいなー」
「えー、なんでミュンヘンなん?、騒がしいやん」
「いや、そこはええねん。ミュンヘンの騒がしさは質の高い騒がしさやから」 
「質の高い騒がしさってなんやねん(笑)」
 
 
「質の高い騒がしさ」
非常に曖昧である。
でも、そういうよくわからん表現に惹かれることはよくある。
 
「質の高い騒がしさ」というのは、プラスの意味の形容詞にマイナスイメージの言葉が合わさっている。
 
「無駄にカッコいい」とかは、これと全く逆の動きをしている。
 
これらは、突き詰めると、自分が何を言いたいのかを煙にまくということなるのかもしれない。
座標軸の中のどこらへんかを指し示すことを放棄したという感じ。
 
音楽のジャンルでも、例えば「ジャズファンク」とか、「テクノポップ」、「ラテンロック」とか、色々ある。
ほんまに色々ある。
 
それらの言葉の指し示す領域は明確ではなくて、逆の意味のものでも共存しうる。
つまり曖昧ということ。
 
よくアーティストのプロフィールで、「ジャズからクラシックまで幅広く活動…」などと書かれることがある。
ジャズとクラシックの間に何があるのか?
ほんまに幅が広いのか?
 
全くもって曖昧である。
 
少し、話は飛ぶが、演奏することは、本来的には曖昧さを無くしていく作業ではないかと思う。
音や動作の1つ1つには曖昧さがあってはいけない。と思っている。
 
アンサンブルが崩れるのである。
 
 
でも、それが先述の音楽のジャンルの問題になると、途端に曖昧さが姿を現わす。
 
なんじゃこりゃ?!
 
 
曖昧さを許容したいのか排除したいのか、自分自身わからない。
 
でも、それでいい。
それでいいのだ。
 
ドラム すぎた
 
ここ最近すっかり寒くなってしまった。


音楽を聴いていて、歌詞はわからんねんけど、ええなーと思う曲が何曲かある。

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カーティス・メイフィールドの「people get ready」という曲もその一つである。

この曲は、公民権運動を題材にした歌であると言われる。
僕は曲のバックグランドを良く理解していない。
ネット上では、歌詞に出てくる「ヨルダン行きの列車」という言葉に言及している。
中東問題にも発展しているのか…?
答えはわからない。

先日、ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランさんの歌に「Like a Rolling Stone」という曲がある。
この曲も、歌詞の意味を気にしたことはないが、ええよなーと思う曲のひとつである。

ウィキペディアによると…
「ライク・ア・ローリング・ストーン」は、かつて上流階級に属していた女性の転落を描いた部分に見られる反体制的な社会批評性と、「How does it feel?(どんな気持ちだい?)」で始まる意識変革を促すフレーズが相まって、それまでのディランが追求してきたテーマの総決算となっている。
とのこと。

この2曲について、そんなに深く考えたことはただの一度もなかった。
でも、自分の中で、もう長らく普遍的ないい曲として位置付けられている。

何がそうさせるのかな?と考えてみた。
普段なら、多分、音楽の質感と温度なんやろなと結論に至る。

解説を読むと曲のメッセージ性を理解することができるが、やっぱり僕は曲調とか雰囲気と歌詞を別個のものとして捉えているんやな〜と実感。

と、ここまで書いて、この感覚ってなんかに似てるな〜と。
なんか思い出せるかなと思って、少し寝かしてみた。
そうや、前にテレビで見たバンドTシャツの話と似てるんちゃうかと。

バラエティ番組の企画で、街中でバンドTシャツ着てる人に、「それって誰か知ってる?」と尋ねる企画。
ほとんどの人が答えられないという…
しかも、カート・コバーンとかでも「えっ…」みたいな感じになっていた。

チエ・ゲバラ(バンドTシャツちゃうけど)に至っては、チュ・ゲバラなどと言われる始末。

でも、何かをいいなって思う気持ちはきっとそんなもんなんだろうと。質感と温度。

ええ。もうお判りでしょう。これが、「チュ・ゲバラ」効果ですよ。


ドラム すぎた
朝晩一気に涼しくなりましたね。

3連休の中日、10/9にスマイルママさん主催の「0歳児からの音楽会」で、uniquadからリーダー、やまくん、すぎたの3人とJAZZボーカルのあづみさんによる特別編成のバンドでライブしてきました!
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昨年に引き続き、呼んでいただきました。
お越しいただいたみなさま、釜井さんをはじめスマイルママのスタッフのみなさま、ありがとうございました!

ちびっこに向けて、楽しく演奏できました。

月並みな表現ですが、ちびっこの好奇心に満ちたキラキラな目を見てるとこっちもワクワクしますね。

僕らも年を重ねてきて、自分たちにも子ども生まれ、こういうライブの意味合いというか楽しみを見出せるようになったやなーと。

などと、いっちょまえに感慨深く思っております。

さて、気づけば、もう10月も半ば、2016年もあと少しです!
もう1回くらいライブしたいなー。

ドラム すぎた
あんまりハッキリしない天気が続きますね。

今日はスタジオリハの日でした。

今日は、ボーカルのミッチーさん(female)に遊びに来てもらって、色々合わしてみました!

めちゃ楽しかったです。

今後の展開が非常に楽しみな日になりました。

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演奏も負けてられないなと。


ドラム すぎた
今日は暑いっすね。

昨年に引き続き、スマイルママさんが企画する「0歳児からの音楽会」に呼んでいただきました!

リーダー ヤマナカ氏、山くん、すぎたにボーカルのあづみさんを加えたスペシャルバンドで参戦します。

このBlogを書いている段階で、「満席 キャンセル待ち」という状況のようです。
嬉しい限りです。
(少し周知が遅かったか 笑)

みなさんに楽しんでもらえるように精進してまいりまする。

詳細はこちら


ひょっとするとキャンセルが出るかもしれませんので、要チェックでお願いします!!

9月に突入している。
朝晩は涼しくなってきている。
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金田一央紀くん主宰の「Haptbahnhof」の芝居、「和え物 地獄変」を京都まで見に行ってきた。

テーマが明確。
言葉に対するセンスは相変わらず研ぎ澄まされていて、役者もいい感じだった。
普段の生活では味わうことのない時間を過ごすことができた。ありがとうございます。

以前に観た金田一くんの芝居が少人数だったからか、そもそも芝居をあまり観ないからか、今回の出演者の数がすごく多く感じた。

アトリエ劇研は、大きなハコではない。
が、人数による窮屈さを感じなかったのは、演出のワザによるものなのかもしれない。

これをどう表現するのか、つまり、ただ単に「いつもより人が多い」ということに対して何か僕が言えることはあるのか?ということだけなのだが…

バンドに置き換えると、3ピースバンドがゲストにホーンセクションを迎えた状態なのではないか?

という結論めいたことに至ったのは、その状態に慣れるまでに少し時間を要したということに起因している。

人数が多いと、「劇空間がグルーヴ」するまでに時間がかかるということがわかったような気がする。

前回大泣きした僕が、今回泣かなかったのは、そういうことも影響しているのではないか。
スレスレのボーダーライン上の感覚である。

そして、それはなんとなくバンドに置き換えても裏付けというか実感があって、やっぱり人数が増えたり、ゲストを迎えたりすると、グルーヴするまでに時間がかかるということ。

金田一くんの演劇の感想を書こうとしたら、こういうことになった。

改めて、今回の舞台の挨拶も転載したいと思います。(ちゃんと本人の許可を得て)
今回の文章もすごく素敵ですよ。


ドラム すぎた
暑い…
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Apple Musicを始めて以来、色んな音楽が聴き放題な状態にあるわたくし、でこざいます。

「For You 」というページを開けば、その時のオススメがなんぼでも出でくるわけで。
その時プッシュしてきたのが、「Grapevine」というバンド。

集中的に聴いていたのは、高校生3年生の時。
今の僕の方向性を後押しした、と言ってもいい彼らの曲がある。
それは勝手な思い込みで…
何の因果もない。

恥ずかしい話やけど、「Lifetime」というアルバムの一曲目、「いけすかない」という聴いた時に、「僕は、おそらく音楽の世界で生きていくはずや」と思った。(ていうか、音楽の世界では生きていない。今。間違いなく。)

本当にあほである。
ええ。本当にあほであるよ。


何故、その曲が僕にそう思わせたのか、今となっては全く意味がわからない。
ちょっと分析をしてみようか…

歌詞か…?

「世界が二人をもう引き離していく 理解の向こうなどもう見たくはないぜ」

などと謳っていた田中さんももう40半ばに達している。

うん。歌詞なのか…??

たぶん、違う。


Grapevineは既に3人のバンドになっていた。
ベースの西原さんが、病気で止むを得ず離脱していた。

そういうことも飲み込んで、このバンドは前に進んでいる。


ボーカルの田中さんに僕が伝えれることがあるとすれば、「あなたの歌詞に貫かれて、(その意図とは全く関係のない方向に?)突き進む若者もいるんですよ」ということだと思う。
 
そして、Grapevineはやっぱりめちゃいいバンドですよと。

なんじゃ、この話は!



ドラム すぎた