インナーチャイルド

 

皆さんはインナーチャイルドという言葉を知っていますかジンジャーブレッドマン

 

インナーチャイルドとは「心の内側の子ども」、子どもの頃の記憶や心情をさします。心の中に住んでいる子どもの自分。幼少期から思春期の記憶や経験はその後の人生に大きく影響を与えます

 

私の幼少期から高校生まではとにかく我慢がテーマだと思います魂が抜ける

 

赤ちゃん幼少期

小さいころからおとなしい性格、手のかかる兄と一緒にいました

 

“私はお母さんに迷惑をかけてはいけない”と小さいながらも思っていました

 

“怒られないように、怒られないように” “いい子でいなきゃ、いい子でいなきゃ”

 

お父さんは仕事でほとんど家にいませんでした

 

兄は見ていなければ自由にどこかに行ってしまう

お母さんは兄を見ることに精一杯でした、親に甘えられる環境ではありませんでした

 

甘えたいけれど甘えられない

私は一人でお絵描きや頭の中でストーリーを作って妄想して遊んでいました鉛筆カラーパレット

 

孤独感が強かった、甘えたかった

 

小学生高学年になると弟ができた。12歳離れた弟。

親が忙しい時はミルクをあげたり、寝かしつけたり、遊んだり面倒を見ていた

親に感謝されたり、頼まれることが、私の存在を認めてもらっているみたいで嬉しかったです

 

お母さん中学生~高校生

お母さんとお父さんは仕事に出ていることが多かったです

 

小学生のころから兄と一緒にお風呂掃除、庭はきなど役割分担してお手伝いしていました

 

よく言われていたことは

「よその子はもっと早起きして親の手伝いをしている。うちはまだいい方だよ」

「親が疲れて帰ってきているんだから少しやっといてよ」

 

次第に兄は手伝わなくなっていき、私は“やらなきゃいけない”という使命感や責任感が強く兄に怒りながらも家事をすることが増えていきました

 

土曜日、日曜日の朝は掃除、洗濯、朝帰ってくる親のためにお風呂の水をためておく、15:00頃洗濯物を取り込みたたむ、夕飯の準備をしておく

 

やっておかなければお母さんお父さんに

 

「女の子なんだから。だらしがない。あなたは外に出ていく人間なんだからやらなきゃいけない」

 

兄はやらなくても怒られないのに、私は怒られていた。

“女の子”だから “外に(お嫁に)出ていく人間だから”

 

兄は遊びに行ったり、部活に行ったり、夜は家から抜け出して友達のところへ行ったり

どうして怒られないの、私は家事をしないだけで怒られているのに

 

それでも親に認められたかったからやっていました

 

 

私は勉強するにも何をするにも容量が悪い、人一倍頑張らなきゃ成果が出なかった

兄はやればできる子でした

 

「兄はできるのに、あなたは頑張ってもね、、、」と期待されていなかった

 

それでも褒められたくて、甘えたくて、認められたくて頑張った

 

 

親を嫌いにはなれませんでした。むしろ好きでした。

高校生のころからは“お母さん”ではなく女友達のように接するようになりました。

 

 

弟の面倒も見ていたせいか、周りよりも落ち着いており、

大人っぽく、包容力が私にはありました

 

困っている人がいるとほおっておけなく、

誰とでも分け隔てなく接することができていたため

中学や高校の先生に”お母さん”と言われていました


ニコニコ大学生

実家から離れて一人暮らしするようになりました

 

ある日、母が太占数霊鑑定というものを知りました

名前の画数から運勢やどういう星に生まれてきたか、何が得意なのかなどを見てもらえる占いのようなものです

 

母は自分、弟の鑑定をしていました。霊視をしてもらえるところには兄についての霊視をしてもらいに行っていました。

 

私のことはしてくれませんでした。

どうして私のことは気にかけてくれないんだろう赤ちゃん泣き

とこれまでの不満や孤独感が爆発し、人生で初めて母と大喧嘩をしました

 

そこで母に言われたのは

”あなたはしっかりしているから”

”兄と弟は心配だから”

 

 

しっかりしているからと言ってさみしくないわけではありません

親に負担をかけないように

しっかりしたふりをしていたのです

大人なふりをしていたのです

 

本当は甘えたかった、もっとわがままを言って目を向けてもらいたかった

褒めてもらいたかった、頑張りを認めてもらいたかった

 

親に甘えさせてもらえなかったことから、私は恋人にそれを求めてしまうようになっていました

 

一緒にいなければさみしい、自分よりもほかの予定を優先されるのが嫌だ、連絡を取ってほしい等

休日も恋人と一緒にいることが当たり前になっていました

 

恋人には甘えることができていましたが、甘えすぎて、わがまますぎて

私のことを嫌になってしまうんじゃないか

うざくなってしまうんじゃないか

ケンカするたびに、私なんかといない方がいんじゃないか

私よりもいい人はいる

等と考えてしまっていました無気力

 

大人になっても、

言いたいことを言わずに我慢をする、おとなしい、周りに認めてもらいたい

 

幼少期の環境が私の性格を作り上げました

 

 

自分の子どもには私のように大人になっても親に対して執着を持ってほしくないので

子どもは子どもらしく甘えさせてあげる、我慢させすぎないようにしないとな

と思っています赤ちゃんぴえん

 

 

今回は私の性格が確立するまでのお話を書きました。次回はインナーチャイルドを知るきっかけになったことを書きますジンジャーブレッドマン