三菱電機株式会社の名古屋製作所に勤める派遣社員の契約期間途中の解雇問題です。

派遣会社インテリジェンス(本社東京)の登録型派遣のAさん33歳は、5月中旬より三菱電機名古屋製作所において検査業務の仕事についていました。

契約は3ヶ月更新。8月末に一度目の契約更新をし、11月30日に2度目の契約更新の文書を取りかわしました。
12月1日から2月28日の契約で働き始めたところ、翌2日に突然派遣会社の担当者が同様にラインで働く10人程度全員を集めて「年内で解雇」が言い渡されました。
理由は「三菱電機の減産、生産調整によるもの」とのことでした。

そのときAさんや集められた他の派遣社員はあまりにも突然で座らされた席からしばらく立ち上がれなかったといいます。「ウソだろうと思った。まさか、契約の直後に」との思いだったそうです。

Aさんは直後に名古屋北部青年ユニオン準備会と連絡を取り、結成にもかかわりながら12月20日に三菱電機株式会社に対して解雇の撤回などを求めて団体交渉を申し入れました。

経過は以上です。派遣会社とのやりとりの状況、派遣先である三菱電機に団体交渉を申し入れたのはなぜかなどは次の記事で。



名古屋北部青年ユニオンです。
08年12月に数人の派遣・正規など働き方や業種の違いなどをこえて、ひとりでも入れる労働組合として生まれました。
名古屋北部を中心に活動しますが、地域、年齢は問いません。
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