にんを連れて 昨日、病院に行ってきました。

やはり、脂肪とか膿ではなく
腫瘍でした。
細胞の一部を針でとって
顕微鏡で見たところ
先生の初見では
「極めて悪いものである可能性が高い」とのこと。
確かに素人目から見ても
明らかに異常な細胞の核がたくさん点在していました。

かといって、すぐに切除というのも
乱暴なので
いちおう、とった細胞を病理検査に出すことになりました。
その結果は10日後くらいに出るようです。

その結果も 悪性腫瘍の可能性大と出た場合
とりあえず、しこりのみを切除することになります。

そして、そのものを再び病理検査に出し
その結果によっては
右腕全てを切断することになるかもしれない
とのことでした。

以前、膝に出来た悪性腫瘍のように皮膚の表面に出来たものではなく
今回は、筋肉の中に入り込んで出来ています。


ちなみにしこりの大きさは2センチ以上ありそです。
言い訳になってしまいますが
筋肉の中に出来ているせいか
触ってみても、身体の一部のようにしか思えなかったのですが
その気で見ていれば、本当はもっと早く見つけてあげることが
出来たのだと思います。

にんが歩いてる姿を見て
ひたすら涙がでました。

昨日から、何度も何度も 右腕のない にんを想像しては
どうしようもない感情に襲われています。

ガン体質はネギの遺伝なのだと思えば
甘んじて受け入れようと心を落ち着かせてみたり

それでも、まだ夢じゃないかと思ったり

切断しなくても良いケースであることを祈るしかないです。

ただ、切ったほうが良いという結果が出た場合
見た目が可哀相だからと、
今後また悪性腫瘍は出来てしまうことに目をつぶって
腕を残す選択はしないようにしようと思っています。
とても勇気が要りますが。
今だから、言えてるのかもしれませんが。


細胞をとった後の待合室での にん。



痛がる様子もなく 快食快便な にん。
その日も、夜、タマと遊んでおりました。

下側が にんです。



右がにんです。



右がにんです。


タマのトイレでオシッコをする にんに
困惑顔のタマ。
笑える二人です。




そして、今日のお散歩

行く前はすごく悩みました。
歩く姿を見て、私の気持ちが耐えられなくなるのではないかと。

でも、最悪切断になった場合、
にんが 4本の足で歩ける これからの回数を思ったら
やっぱり行かなくちゃ、と思いました。

なしゃんと並んで いつものようにお散歩する にん(右)



にんの右手がとても愛おしく思えます。






お散歩から戻って 玄関で足を拭くのですが
にんの右手を拭きながら、涙が出そうになりました。



奇しくも
にんの 悪性腫瘍が分かった日が
ネギの命日でした。
お友達からお花が届いて
ハッとしました。


ネギが、にんの腫瘍を教えてくれたのか?
それとも
ネギが、にんを呼んでいるのか?



前回、4ころで病院に行った時の にんです。
前回といっても トリマーさんにしこりを見つけてもらった日の
前日が病院の日で、血液検査をしたばかりでした。

http://youtu.be/UiTWOapPHyc





※今回、どこまで公開してよいのか とても悩みましたが
 皆さまにショックを与えることまでは書かずにおこうかとも思いました。
 が、ネギのときも 書くことによって、自分の精神状態を保たせてもらった私なので
 今回も、包み隠さず、にんの経過を書いてゆきたいと思いました。
 




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