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私は国連で働いていましたが、アメリカやノルウェーなど、中国の人権問題を批判する国がある一方で、中国と経済的な関係を持つ多くの国は、中国政府を全く批判しようとしません。
 私やマッシモ教授は中国を批判するので入国ができない可能性が高いです。中国を研究する学者やジャーナリストの多くは、中国に入れないと仕事にならないので、政府を本気で批判できません。それどころか、政府から賄賂をもらう人すらいます。
 ヨーロッパでは人権を守ることはごく当たり前です。だからヨーロッパ人の多くは、中国の今の実態が悲惨すぎて現実のことだと信じられません。しかし私は社会主義のソ連に占領されたリトアニアで生まれ育ちました。社会主義国家が国民をどう扱うかを、身をもって知っています。
 中国で弾圧を受けていた人は、自分に人権があることすら分からなくなっています。亡命してきた中国人には、「あなたにも人権があり、守られるべき存在なのだ」と教える必要があります。
 
 
自らの良心に忠実に行動する
 具体的な犠牲者数や証言などで実態が明らかになって初めて、国際社会は中国に対して動き始めます。弾圧を受ける人々からすれば、すでにこれ以上は耐えられないという限界の状態です。
 今も中国では、誰にも名前を知られていないような宗教の信仰者たちも、弾圧に苦しんでいるでしょう。私は、人として何をすべきかという自らの良心に忠実に、今後も行動していくつもりです。(談)

 

 

新型コロナウィルスは天然の中国包囲網〜揺らぐ習近平政権〜【未来編集】
https://www.youtube.com/watch?v=4dhkfDtv07o

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