「AIと話して」シリーズ(?)第二弾です!🤖
最近、AIチャットを壁打ち相手にして、内省するのにハマっています。
私は考えごとが堂々めぐりになりがちなので、とことん話に付き合ってくれるAIは良き相棒。
とくに、喜怒哀楽のうち、「怒」と「哀」は処理に困るので、整理できるのは助かります。
怒りや哀しみも人間らしい感情ですが、そのままSNSに垂れ流すのは、危険ですよね…😅
AIチャットは、ざっくり打ち込んだ内容を整理して、自分の考えを客観的に見せてくれます。
せっかくブログをやっているので、そうしたやり取りから見つけた気づきや学びを、
記録として残し、発信したいなと思っています。
「好き」を言語化!長年好きでいられる音楽の共通点は?
さて、今年は、自分の「好き」を見直す年になりました。
第一弾では、「何で好きなんだろう?」「どこに惹かれるんだろう?」を掘り下げました。
今回は、長年好きでいられるバンド/アーティストの共通点について考えてみました。
長年聴き続けているバンド/アーティストは多いですが、特に好きなのは次の3組です。
Def Leppard(英国出身のハードロックバンド)
TNT(ノルウェー出身のハードロックバンド)
氷室京介(日本ロック界のカリスマ)
Def Leppardは一番ファン歴が長いです。40年以上ですね。
バンドごと好きですが、亡くなったギタリストのSteve Clarkの作る曲が特に好きでした。
TNTは解散している時期もあり、聴かなかった期間を挟みますが、中高生の頃からのファン。
Ronni Le Tekrøのギターが大好きで、ギターを始めたのも彼の影響です。
氷室さんは、BOØWY解散後、ソロになった頃からずっとファンです。
音楽性としては、ロック/ハードロックという共通点があります。
激しいサウンドでありながら美しいメロディー、ギターリフやソロにも個性があって印象的です。
さらに、ライブでの圧倒的なパフォーマンス!
「カリスマ性」「類まれな才能」「唯一無二の存在」などがキーワードになると思います。
音楽性の奥にあるもの
とは言え、このあたりは他のバンド/アーティストでも当てはまる部分があります。
そこで、AIともう少し深掘りしてみたところ、音楽性以外で、こんな共通点が見えてきました。
・ 音楽家として一貫性があり、信念・ブレないものを感じる
・ 岐路に立ったときの選択・在り方がカッコイイ
・ 言葉より行動(音楽)で示す
・ 弱さや失敗も受け入れる。誠実さと優しさがある
・ 仲間や積み重ねてきた歴史を大切にする
音楽に直接関係するところではないですが、私は人間性や在り方にも魅力を感じていて、
そういう人たちから生まれる音楽だからこそ、長く愛してこられたと思います。
音楽好きの方の中には、「音楽さえ良ければいい」という価値観をお持ちの方もいます。
それも、もちろん理解できるし、ありだと思います。
ただ、あくまで私自身の感じ方になりますが、音楽の奥にあるものに失望してしまうと、
いくら外見がキレイでも、嘘っぽく感じて、音楽としても全然響かなくなってしまうんですよね。
なので、そういうことが全くなく、何十年も好きでいられるのは幸せなことだと思います。
危機の中で見えた、バンドの在り方
一般論っぽくなっているので、象徴的な話をひとつ。
Def Leppardはバンドとして大きな危機が2回ありました。
1回目はドラマーのRick Allenが自動車事故で片腕を失ったこと。
その事故のことを知ったとき、「Rickのドラマー人生が終わってしまった…」と、
テレビのニュースを見ながら涙が止まりませんでした。
Rickは15歳でバンドに加入して、当時まだ21歳だったんです。
バンドとしては致命的な出来事で、ビジネス的には「切る」判断が合理的だったと思います。
でも、メンバーは「待つ」ことを選択し、それを受けてRickも驚異的な復活を果たしました。
その後生まれたのが、「Hysteria」 という歴史的名盤です。
2回目はギタリストのSteve Clarkが30歳の若さで亡くなったこと。
Rickが復帰し、アルバムもヒットし、絶好調の時期のできごと…
何でこんな悲劇が続くんだろうと、このときも本当に悲しかったです。
Steveは、天才的なソングライター、リフメーカーで、バンドに欠かせない存在でした。
悲劇の連続、音楽的な柱を欠いてしまい、今度こそダメかもしれない…と思いました。
しかしその後、再びバンドは立ち上がり、今でも元気にライブ活動を続けてくれています。
嬉しいのは、Steveの相棒だったPhil Collenと後任で入ったVivian Campbellの
二人のギタリストが今もSteveの曲を演奏し続けてくれていることですね。
Steveは精神的に弱いところがあって、アルコール依存によって命を失ってしまったけど、
メンバーは彼の尊厳を傷つけるようなことを一切せず、人として尊重しているのが素敵です。
音楽と、人としての在り方
プロとして長く活動できるのは、ほんの一握りの人たちです。
それだけでも本当に素晴らしいことですが、私はそこに、人としての誠実な在り方、
仲間や仲間と歩んできた道を大切にする姿勢を感じると、より心を動かされるのだと思います。
みな、音楽性も本当に素晴らしいので、興味を持たれたら曲も聴いてみてくださいね!
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