終わりました。 | ゆにさんの隠れ家。

ゆにさんの隠れ家。

柔道少女な娘と、元・柔道少女な母の毎日(時々旦那w)。

20数年ぶりの復帰戦にして引退戦でしたが、何とか終了しました!

同じ階級区分の有段女子高生相手に、時間一杯の3分間粘り、お互いノーポイントで判定まで持ち込みました。
全然攻め込むことが出来なかったため、判定は3-0で完敗でしたが、うん、すごく納得出来ました。

『秒殺されるかもね』『1分もてば上出来』
なんて自己&周囲の予想、いい意味で裏切れて良かったです。
普段の練習でも1分半もたなくてヘロヘロになっている私なので(笑)。
何度も担がれ、そのたびに半身避けたり、手をついて潰して凌ぎ。
寝技に持ち込まれそうになった時も、全力で足を絡めて耐えました。
ラスト1分は本当に気力だけで立っていました。
昔みたいに、待て→はじめ!の声の後に『っしゃぁぁ!』と大声で気合いを入れている自分がいて。

亡き父との約束は、果たしたなって思いました。
『小学生の時みたいに、必死で全力な私を見せる』
試合に負けても、これが守れたから、本当にスッキリしちゃって。

苦しくて、必死で、でも、今までで一番楽しい3分間だったかもしれません。

自分のためにやる柔道からは、これで引退。
今までにお世話になった、たくさんの指導者の先生方。
幼い頃に見守ってくれた家族、師匠だった祖父。
無謀な復帰に理解を示してくれ、さらに自分も柔道を始めてくれた夫。
何より、自ら柔道の道を選び、私を復帰の考えに導いてくれた娘。
本当にありがとうございました。
大した柔道家ではなかったけど(笑)、うん、恵まれてた!

今後は昇段に挑みます。
自分がたくさんの人に支えられてきた分、何か返していかなきゃって思うので。
娘や、他の子供たちの成長を、ほんの少しでもお手伝い出来ればなぁ、と考えています。

娘はまだまだこれからです、高校卒業まであと8年はあるな(彼女の目標は弐段取得)。
夫も、まだ私に比べれば若いし、体力もあるので、引き続き試合にチャレンジするそうです。
私はのんびりと、ふたりを見守っていこうと思います。



当面は、試合中に起こした肉離れ(しかも両足……)と、地獄の筋肉痛と戦ってきまーす。