血液型占い、よく気にしているという人もいるかもしれません。とにかく雑誌でもテレビでも、無数に見かけますからねえ。信用している人もいるでしょうが、この占いは科学的根拠の無い日本独自の占いなんだそうです。それでも血液型占いが「当たっている」と感じたことがある人もいるかもしれませんが、それちょっとしたトリックだったりします。
よく聞かれるのが「A型の人は几帳面」という性格分類ですが、これをなんども聞いていると、A型の人はそのような行動を無意識にとってしまうんだそうです。そのような行動をしているときにまた「A型の人は几帳面」ということを聞くと「当たっている」と思ってしまうのです。
これを心理学では「予言の自己成就」と言います。
血液型以外の占いでも、性格テスト・ほかの占いでも同じような現象が起きるそうです。血液型占いは個人で判断していればよいのですが、血液型占いで人の性格を決めてしまい、相手を不快にさせる行動を通称「ブラハラ」、和製英語のブラットタイプ・ハラスメントと呼んでいます。
このようなことが関連して、BPOというテレビの放送倫理・番組向上機構では2004年に「血液型から性格を規定することを助長することがないように望む」という声明を出しました。
血液型判断は大人なら遊びにすることもできますが、子供の場合はそうはならないので問題になるのです。そのなかでもテレビというのは社会に物事を浸透させる役割が非常に大きいので、テレビ番組の血液型判断が偏見や固定観念を広めたと言われていて、テレビ番組の血液型判断によっていじめや差別をされたという人がクレームを送り、これが上記のBPOの声明になったのです。