うわーー、、、自分のブログなのになんだかこそこそしたい気分です。お久しぶりでございます。

書くのを忘れていたわけではないんですが。
どっちかというと、むしろ忘れようとしていた感じでした。。。
ときどきブログに対して義務感のようなものが湧いてきて、
そうすると余計に言葉が出なかったりで。
ブログ更新するのには、書きたいことと、時間と、気分的な余裕と、、、そんなにいろいろ必要かw


久々のブログのわけは、やっぱり久々のライブ(笑)

すっごく、すっごーーーーく行きたかったライブです。
去年、レピッシュ25周年の企画でスカパラとの対バンを観て以来、
ワンマンにも行きたい、行きたいーーと思いながらも引越しやら何やらでタイミングが悪く。。。
そんなところへ、今年はこれ1回きりのレピッシュ!!
しかもマグミくんの50歳バースデーですから。

はああああ。。。

行ってよかった。涙。

9月24日、川崎クラブチッタ。去年がワタシのレピッシュ初ライブでしたが、
そんなワタシですら、レピッシュといえばチッタ、というイメージがあります。
川崎駅前もここ10年くらい?でずいぶん変わりましたな。ワタシが学生のころには
それこそチッタ以外に何があったっけ、という気がします。もう老舗ですね。

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開場10分後くらいに着いて順番待ち。連休明けの平日で、レピッシュ単独の集客力が
どのくらいなものだろうかと若干心配していたのだけど、当日のマグミくんのツイートでは
「当日券あるけど定員オーバー気味」。よかったYO!
会場外には、アンジー岡本雅彦氏からのでっかい花輪が。笑
    
     

そして物販のところにバクチクからも花が。

     
(写真はマグミくんのツイッターより拝借しました、すみません。。。人が多くて撮れなかったの)

整理番号もそんなによくなかったので、あんまりいい場所は期待できないなと思っていたのだけど
真ん中よりちょい後ろの、ステージに向かってどセンターを確保。マグミくんの真正面!!
チッタはそんなに広くはないぶん、途中に段差もないので見えにくいかもと思ったんだけど
どうもこの日、男が少なかったっぽくて、身長差で視界を遮られることがほとんどなかったなー。

ほぼ定刻どおりに客電が消え、「KARAKURI」のSE。
誰のライブでもそうだけど、この最初の登場のときに
がーーーって一気にテンションも血圧も(笑)上がるのを自分で一番感じる。
この日の主役、マグミくんは相変わらずおしゃれ。ビシッと決めてきてたのは
覚えてるけどジャケット何色だったかなぁ、もう忘れた。。。まぁ何着てても最終的に脱ぐし(笑)
染め直したであろう金髪はサイドを刈り上げ、見た目から気合入れてきたな、って感じでした。
脱いだらまた身体も絞ってきてて、これがほんとに50歳とはね。
見た目とかパワフルさとか、その歳で!?って驚くような人は他にもいっぱいいるけど、
マグミくんの場合はいまだに若いころのギラついた雰囲気があるんだ(笑)
顔はだいぶ老けたけどね、やっぱりかっこいいよマグミーーー!!

1曲目、いきなりの「Magic Blue Case」でスタート!
もうなんか、イントロから会場全体が「ぎゃーーー!!」って感じで、いや、もちろんワタシも(笑)
全員で大合唱、そしてジャンプ!!一瞬で会場が一体化してぞくっときました。
前回ワタシが行ったのはスカパラと対バンだったこともあり、スカ曲多めでしたが
今回はタテのノリが多めだったかな、、、でもレピッシュの歴史の長さ、楽曲の幅の広さを
改めて感じるセトリだったように思います。


1.Magic Blue Case
2.CONTROL
3.VIRUS PANIC
4.リックサック
5.サイクリング
6.water
7.Second Wind
8.めがねの日本
9.ガンジー
10.楽園
11.歌姫
12.アニマルビート
13.HARD LIFE
14.胡蝶の夢
15.ハーメルン
16.ワダツミの木
17.OUR LIFE
18.MATSURI・365
19.LOVE SONGS
20.美代ちゃんの×××

en1.パヤパヤ
en2.Beat up and down
en3.Poor Boy

en4.プレゼント
en5.KU・MA・MO・TO

わたし多分、アルバム全部は持ってないんだけど、知らない曲なかったってことは
まあまあ王道選曲かな?脳内イントロドン!なときはありましたが。。。


かいつまんで何曲か感想を述べてみます。。。

「VIRUS PANIC」
去年の対バンでも聞いたけど、この日なんだかえらくカッコよかったーー!!
トランペット吹くときの、しゅっとしたマグミの姿勢がすごい好き。
ボーカル兼トランペット、ってなかなかいないと思うんですが、
肺が相当強いんだろうなぁ、よく酸欠にならないなと思ったり。
滑舌があまりよろしくない(控えめな表現w)ことで有名なマグミくんですが、
ペットのせいもあるかもね。唇が痺れるもんね。。とちょっとフォローしてみるw

「サイクリング」
これがライブの数日前からなぜか脳内ループしていたので(笑)
キターーー!!!!っていう感じ。改めて聴くとすごい曲なんだよなあいろんな意味で。。。
まず「サイクリング」ってタイトルからは想像できないような曲だし。
そういう曲多いけどねレピッシュ。いやぁ、現ちゃんすごいなぁやっぱり。。。
貼ろうかと思ったらようつべにないのね。残念ー。

「Second Wind」
去年久々に出たアルバムの新曲。すごくキャッチーな曲なんだけど、
レピッシュにしちゃキャッチーすぎるかも?でも確実にライブで盛り上がれる曲。
ところでレピッシュの勢いはSecond Windとはいかないものか。。。

「歌姫」
これまた現ちゃんならではの曲調と世界観。。。低音のワルツにリアリティのない歌詞。
これを表現できるボーカリストってマグミだけだと思うし、
レピッシュでなければこんなふうにぐっと来ないと思う。
改めて考えてみるとわたしの毒入りメルヘン好きはレピッシュからはじまってるかも。
とにかくこの曲自体聴くのが久しぶりだったんだけど、すごい刺さった。

「胡蝶の夢」
聴けてうれしかったのなんの。最初の恭一のカッティングからもうたまらん!
気が狂いそうになった、かっこよすぎて(笑)

。。。なんか後半にいくにつれて記憶が途切れ途切れなんですが(笑)

やっぱり、「Love Songs」ではマグミが客席クロール。
中央ラインにいたのでちょびっとさわれました(笑)。
男が少ないから落ちやしないかとちょっと心配でしたが、無事客席後方へ到着したマグミくん。客席の視線も後ろへ集まる中、ステージからあのメロディーと恭一の歌声。
「は~っぴば~すで~いとぅ~ゆ~~♪」
このときのマグミくんの表情がなんともいえなかったwww
あれだけ自分で誕生日って言っておきながら、ちょっとくらい予想しなかったんだろうかw
ほんとにびっくりしたみたいで、半笑いのままほぼノーリアクション笑。
恭一の顔は振り返っても見えなかったんだけど、にやにやしてたんだろうなー。
この日の恭一のブログには、同級生ならではの、この二人らしい誕生日エピソードが
書かれてました。今でもたこ焼きでケンカしそうだよ君たち。
(恭一ブログ→★2013.9.26のとこ)
会場からのHAPPY BIRTHDAYのあと、スタッフが差し出したケーキのローソクを
なかばヤケクソな感じで吹き消したマグミくんは、何も言葉を発することなく(笑)また泳いで
ステージへと帰っていきました。。。かわいい。笑
美代ちゃんでもういっちょ盛り上がって、本編終了。すっごくあっという間に感じたなぁ。

アンコールで戻ってきたマグミくんは
「ああいうサプライズされるとどうリアクションしていいかわからんけん」
と、やっとコメントを。笑 ちょっとぐっときてたんじゃないかなー。HAPPY BIRTHDAYの大合唱のなか、
途中で何かこらえるように(見えた)唇をちょっと噛んだ瞬間がありました。

ちょっと話がそれますが、この日のライブはどうやらかなりイレギュラーなものだったみたいで
MCで「こんな個人的なイベントにつきあってもらって」的なことを言ったり、
メンバーにも「急な話にかけつけてもらって」みたいに言っていたマグミくん。
これはわたしの勝手な憶測だけど、、、47歳で亡くなった現ちゃんのことが、
マグミくんにとっての50歳っていう節目の歳の重みに繋がったのかな、とそんな気がして。
その大切な日に思い出深いチッタでレピッシュとしてライブをすることはとても意味のあること
だったと思うし、その場にいられて本当によかった。
メンバー紹介のときの「永久欠番、上田現!!」とか、「今日もたぶん来とると思うけど」
現ちゃんのことを口にするたびに天を指すマグミくんの手に、
みな思わず上を見上げてしまうんだよねー。
2回目のアンコールで「現ちゃんに1曲」と言った「プレゼント」では、
もうかなり限界きてたようで、♪届け僕の贈り物♪のとこの高音も
全然出ていなかったんだけど、喉がちぎれるんじゃないかと思うほどの声と気迫に
泣きそうになりました。。。やられたわあれは。


変わりまして、MC。
しょっぱなから下ネタでした(笑)朝の元気がいまいち、的な(笑)
あとはアニマルビートのときかな、「こっち(左手あげたら)俺より年上の人」
「こっち(右手上げたら)年下の人」って、年上の方に何度も「押忍!」を繰り返してました。
年下には「○ねっ!!」(笑)これが聞けたのが妙に嬉しかったわたし。。。Mではありませんw
昔はブスとかいろいろ言ってたよなぁとか思って。
それから、来年は現ちゃんの七回忌でもあるし(もうそんなに経ってしまったんだなぁ。。。)
何かやろうと思ってる、具体的には何も決まってないけどね、と。
ただ、「(今後の活動は)君たち次第です」とかちらっと言ったりもしていて。。。
「これ(音楽)しかできないけん、続けていこうとは思ってるけど、
君たちが誰も来なくなったらまぁ何か自営業でもはじめます」
って、
なんか、、、若干シャレにならないよそれ^^;
続けて「今から自営業って何したらいいやろね!?だってこの歳で公務員とかなったって、、、
退職金少ないやろなー!カッカッカw」
とかなんとか。
まぁギャグが寒いことでも有名ですから、、、苦笑いで流しておこう。。。
そういえば今突然思い出した!去年の対バンのときにも(何を言ったか忘れたけど)
「あーこれ!この空気!この空気作れるミュージシャン俺だけね」って
かっこつけながら言ってたの思い出した(笑)ほんとだよ、この妙な間ったらさwww

まぁしかし、そのあと「じゃ、そういうわけで出来た新曲を聴いてください、、、「退職金」(笑)」
そこに乗っかってきた恭一の寂しげなギター、、、の流れはよかった(笑)


レピッシュの今後、ということについてはほんとにどうなんだろうーー。
思うように活動できてないのはなんとなくわかるけどさ。
こちらとしても、ライブもっとやってほしかったり、新曲出してほしかったりするけど、
メンバーが3人になってしまった今では、ライブもサポートなしではできないんだろうし、
メインのソングライターが恭一ひとりになってしまったなかでは、
レピッシュの完全なニューアルバムを作るのもなかなか難しいだろうなぁ。
雪好は今どうしてるんだろう。脱退の理由のひとつが自分と同じ病気なだけに何も言えないわ。

まぁ、バンドの維持、継続って難しいんだろうなー、人間関係や音楽性がうまくいっていても。
うーん、たとえばレピが3人でアコースティックライブとか。。。どうだろう^^;
あ、でもそういえば前に、恭一とふたりレピッシュやったことあったな。聴いたことないけど。
曲はタツがもうちょっとがんばるとかさーー、プロデューサーつけるとかさーーー、
何かやりようはあるんじゃないのと思うけど、やっぱり結局アレか、カネか^^;


恭一はソロでわりとマイペースにやってる感じだけど
まぁぱっとしないよね、、、本人がそれでいいのならまぁいいけど。
タツは活動をとくに表に出さない(HPとかそういう場がない)けど、たぶん3人のなかでは
一番安定してるんじゃないかと思う、実は。ライブのサポートとか、プロデューサー的なこととか。
マグミくんはもういっこバンドをやってたりDJやってたり、なんかいろいろやってるけど
なんだろうな、フロントマンの性(さが)なのかなぁ。。。何をやるにしても自分中心な活動が
多くて、それが逆に幅を狭めてるような気もするんだよなー。
Twitterでわりと気さくにファンに返信したりしてて、それが営業活動でもあるんだろうけど、
結構普通にいい人なんだなーと思う反面、
昔の、ファンにいらぬ暴言を吐いたりしてたころを思うとちょっぴりさみしかったりね。。。
まぁ歳とってまるくなったのはあるんだろうけど、マグミのTwitter見てると
いろいろ思うことはありますwちょっと必死??とかさーー。お願い、安い男にならないでくれ(笑)


と、こんなふうに考えたりしちゃうのは、今のままじゃもったいないと思うから。
昔から、レピッシュって異端といえば異端な扱いだし、バーンと売れる感じじゃないけど、
異端好きな人は意外と多いからなぁ(笑)一度耳に入ればはまる若者は結構いると思うから
もうちょっと表に出てきてほしい。今の音楽業界では難しいのかなぁ。

現ちゃんの七回忌がすぎると恭一も50になるけど、ステージ上を走り回るふたりをみてると
3人目のフロントマンが時々見えるような気がする。
この世代の人たちで、今でもこんなに暴れるオッサンあんまりいないし、
若いバンドのライブとかあまり見る機会もないから
レピッシュのライブはいつもと違うアドレナリンが出るんだよね(笑)
恭一のクロスジャンプと、マグミのエビぞリジャンプが10年後も見られますように。
あ、タツもそのままで喋らず笑わずじっとしててほしい、10年後も(笑)

来年はもうちょっと活動が多いといいなー。できれば土日でお願い!!
現ちゃんの誕生日、来年は月曜かぁ。。。ていうか、もうちゃんと全国まわってほしいよ。


なんて、ごちゃごちゃ言ってみましたけども。。。最後にやっぱり。



マグミくん、あなたがいないとレピッシュは続かない。

いつまでもかっこつけて、長生きしてください。

HAPPY BARTHDAY!!




恭一HPのPHOTOに写真あがってます→★
スライドショーになってるのでちょっと見難いかもですが。。。
マグミくんの「なんとも言えない表情」はもちろん、滅多に出ないタツの超・笑顔も見られます(笑)

若者たちへ。こんなかっこええオッサンたちがいるんだぜ。去年のライブ。