私にとって、そうそうたる出演者だった。

母と母方の祖母に飼ってたワンコ。

しかも夢じゃないと会えない面々ばかり。


どんな夢だったのか思い出せないけど

なんかとても悲しかったのは覚えてる。


ワンコの夢はなんとなく覚えてる。

楽しく一緒に散歩してた。

その光景は、まだ両親が居た頃に散歩した感じ。

でも、両親を亡くしてから2人きり(1人と一匹)の生活になってからの散歩風景でもあった。


3人に会えた事はとても嬉しかった。

でも何故か悲しみもあった。

なんだろう・・・。


またワンコを飼いたいのか。

また母や祖母に会いたいと願い、あちらの世界へ行きたいという気持ちが出てきてるのか。

はたまた独りが寂しいのか・・・。

自分でもわからない。


確かに母と祖母には会いたい。

会って、いっぱいいっぱい話をしたい気持ちはある。

けど、今を生きようという気持ちもある。

だから自ら命を絶つ事は、ほとんど考えなくなってる。


ワンコも飼いたい。

けど、苦労も辛さも苦しさも楽しさも知ってる。

何よりも飼ってたワンコと同じ様に可愛がってやる事ができるのか。という問題。

絶対飼ってたワンコと比べてしまうと思い飼ってない。

新しく迎えるワンコに対して失礼だと思うからだ。

ワンコだって人間と同じで、性格が全然違うはず。

【命】という重さもわかってるつもり。

楽しい事もいっぱいあるけど、それと同じくらい辛い事もいっぱいある。

後悔した事・後悔してる事もいっぱいある。

もっともっと可愛がってやれたんじゃないか。

痛みで苦しんでるのをもっとわかってやれたら。って今でも思う事ある。


いつか、また縁があって飼えるワンコはきっと居る。

きっとどこかで出逢えるはず。

私と一緒に人生を共にするワンコが。

それまで待とうと思う。