こんにちは、
あなたにコージの愛のメッセージをお伝えする
神様の愛のコトノハ師なお です。
今日は、自分の名前の話。
わたしの名前は、「直美」っていうのですけどもね、
この「ナオミ」って名前は外国人にも多い名前で
なんで日本の名前なのに海外にも多いんだろう？って思ってたの。
アメリカの女優さんとかモデルさんにも「Naomi」ってよく聞くよね。
ナオミ・ワッツとかナオミ・キャンベルとか。
（他にも、「Nayomi」って綴りの人にも会ったことある）
ところが実はねー、子供の頃から、
この「直美」という名前はあんまり好きじゃなかった。
漢字の画数が多くてカクカクしているから、
すごく重い感じがしてイヤだった。
それに、親から「直美ッ！」って呼ばれるのが、
あんまりいい思い出がないと思っていたから、
それまでは、どうも好きになれなかったんだよね。
そしたらね、もう20年近く前になるかなー、
その当時習っていた英会話の先生に、
ナオミという名前は、聖書から来ている名前だよ、と教えてもらって、
すごくびっくりしたことがあった。
日本人から海外に行った名前じゃなくて
もともとは海外の名前で、
しかも、旧約聖書からという歴史もあった名前だったなんて！
しかもね、その意味が、
「pleasure」とか「pleasantness」って意味だよ、
と教えてもらったことがあってさらにびっくり。
「pleasure」とか「pleasantness」とは、
「喜び」とか「心地よさ」とか「快さ（こころよさ）」という意味で、
その時、初めて自分の名前の、
もともとの本当の出典と意味を知って、
とっても嬉しくなったんだよね。
もちろん親は、旧約聖書の話とか、
本当の「pleasure」の意味とかは全然知らなくて、
たぶん、時代的にそこそこ通じていた名前だったし、
それなりに新鮮な名前として、それでつけてくれたんだと思う。
日本人の名前としては比較的新しいはずで、
たぶん、谷崎潤一郎の『痴人の愛』が発表された当時（大正時代）には、
かなりハイカラな名前だったのではないのかしら。
『痴人の愛』
毒男(笑)の主人公・譲治が、カフェで女給をしていた若い女性・ナオミを
自分のうちに引き取り、一緒に住み始める。
いずれ妻にしようと教育をしていくはずが、彼女はとても奔放で、
とても河合の手に負えるものではなくなっていき…という話で、
この女性の自由奔放なキャラクターを表すのに、
当時ハイカラであった「ナオミ」という名前をつけたんだろうなーと
思うのですよ、ハイ。
（あ、それを言えば「譲治」もハイカラだったわよね、きっと）
この『痴人の愛』は、英訳されたタイトルが
ズバリ『NAOMI』になっていて、
やっぱり海外でも通用する名前なんだな、
忘れないうちに書いてみたｗ
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