こんばんは、
心屋リセットカウンセリングマスターの なお です。
今日は、お稽古始め
でした。

⇒ お稽古というのは、謡曲のことです。
お能に出てくるお謡を習っています。
お能に出てくるお謡を習っています。
あ、マニアックな話ですよ? 覚悟はよろしくて?
「お稽古始め」 と言っても、
ウチの社中会では何かをするわけでもなく。
お年始の行事があるわけでもなく。
今年もつつがなくお稽古よろしくお願いします、という
お年始の行事があるわけでもなく。
今年もつつがなくお稽古よろしくお願いします、という
ご挨拶だけして、あとはいつもと同じです。
去年から引き続き、今お稽古つけてもらっているのは、
『 松風 』 という曲で(お能では演目を「曲」と呼ぶ)、
これは、在原行平さんが須磨に流されたときに
身の回りのお世話をした現地妻が、
亡くなってもなお、彼のことを忘れられず、
夜な夜な、狂おしくも恋慕の情にかられる、という曲。
少女のように可憐で純粋な想いを表しているシーンもあれば、
恋しさに焦がれてしまって半狂乱になってみたりもする。
そんな場面は、本当に鬼気迫ってて、怖いくらい。
そんな場面は、本当に鬼気迫ってて、怖いくらい。
あるいは、しんしんと須磨の海に
心が溶けていくような想いが描かれている謡です。
これがですね、
むずかしいんです。めっちゃ。
実は、何年か前に一度お稽古しているんですが、
すごく好きな曲だし、あの時よりかはちっとはマシになっているかと思って、
もう一度お稽古つけてもらっているのですが、
本当に一度やったのか?というくらい撃沈です・・・・・・

とくに、こういう揺れ動く心情を謡うものだと、
緩急のつけ方が難しい。
はっきりとした発音で謡うのでは情緒がなくなるし、
しかし、言葉に心情を乗せて謡わないとだし、
と、ことごとく ダメ出し ありがたーくご指導をいただきました。
the 能 .com 様から拝借。 美しいぃぃぃぃ…(///∇//)
そして、今年は、こういうイロをつけるのを目標にして、
またお稽古していってみようと思った次第。
というか、これまであんまり、お稽古するのに
今年はこれが出来るようになるんだ!
という目標を持ったことがなかったかもしれない。
意図したらどれくらい違うのかな?
ちょっと楽しみ
