unhyvulpart1975のブログ

unhyvulpart1975のブログ

ブログの説明を入力します。

Amebaでブログを始めよう!
長谷革屋相談室のコーナーです(笑)先月ある社長さんからこんなご相談を受けました。店長さんが頼りないと…一時間ほどお話をさせていただき長谷革のお話がお役にたてたようでした。別れ際に社長さんが、こんなことをおしゃいました…「今日は長谷革に相談してよかったよ、しかし、こんな悩みを持っている経営者って結構多いと思うが、こんな時、皆さん誰に相談されているんだろうな…」どうなんでしょう?と云う事で、今回このお話を皆さんと共有したいと思い、社長さんの許可をいただきました。もし皆さんもこのような悩みをお持ちでしたら少しでもお役にたてたらうれしいです。少し長くなりますがお付き合いください。その社長さん(以下F社長)の悩みは、店長さん(以下M店長)が頼りないということでした。長谷革は、自分の任務wはM店長をF社長の思う店長像に近づけることであると認識しました。まず長谷革はF社長にM店長について以下の【順番】で7つの質問をしました。①F社長とM店長の付き合いは何年ですか?②M店長の良い所を3つ教えてください。③F社長の短所を5つ(笑)教えてください。④M店長に‘誰みたいな’店長に育ってもらいたいですか?⑤長谷革だったら、F社長のもとで店長が勤められると思いますか?⑥⑤の質問に対する解答の理由は?⑦ここ最近でM店長について気になった事を3つ教えてください。上記質問のポイントは、全て大切な質問、必要な質問である様に‘見せかけた’事です。長谷革が本当に必要だった質問は実は‘⑦’だけです。前ふりの①~⑥の質問には3つの理由があります。1つ目の理由は、⑦の質問を本音でF社長が答えられるように、答えやすい、話しやすい質問を繰り返す。長谷革との関係と、現在の状況について場ならしをしました。ラポールの構築ってやつです。2つ目の理由は、①~④までは、具体的に答え易い質問、つまり…何年、長所3つ、短所5つ、誰のような、という形式です。どんな感じ?とか、どういう雰囲気で?などという質問は案外答え辛いものです。具体的に答えやすい質問をいくつかして、F社長の頭が物事を答えやすい状態に誘導しました。3つ目の理由は、時間をかけて‘それっぽい’質問を繰り返すことによって【F社長】が【長谷革】に相談をしているという状態を確定させました。どういう意味かご理解いただけましたでしょうか?ある種の契約です。F社長に話しやすい心の状態になっていただき長谷革に相談している状態になっていただきました。特に大切なのは3つ目です。この状態が確定されていないといくら長谷革がお話してもF社長の心に届かずF社長の行動を変えることはできません。最悪、F社長から相談されたのにもかかわらず「お前に何が解る!お前に言われたくないよ!」なんてなってしまいます(笑)F社長の行動を変えることが出来なければF社長の抱えている問題も解決できません。F社長の問題は、F社長自身でしか解決できませんからね。さて、上記の理由で⑦の解答を引き出しました。出てきた3つの気になることは全て【判断をF社長にゆだねる】というものでした。なんで自分で判断できないのだろうか?なんでそんなことをいちいち確認するのだろうか?なんで判断せず、先延ばしにするのだろうか?当初F社長の悩みはM店長が【頼りない】でしたがどうやら本当のところは、M店長が【自分で判断できない】事が問題でした。そこで長谷革はF社長にこんな提案をしました。【以下の3つの約束をM店長としてください。】①今後F社長に判断を仰ぐ際には、必ずM店長の案を1つ提示する事。②その案はどんな突拍子もない事でも、くだらない事でも良い。③突拍子もない案の方が楽しいから、可能なら幾つか提案する事。この約束により、M店長は常に案を考えるクセがつきます。突拍子もない、くだらない案で良いとF社長が言っているので、社長に怒られる恐怖もなくなりました。昨日F社長からお電話をいただきました。M店長が劇的に変化した!劇的は大袈裟だと思いますが、3つの約束をすることによりM店長が、F社長の思い描く姿に変化し始めたとのことでした。とっても長いお話を最後までお付き合いいただきありがとうございます長谷革 ☆オイルワックス本家 初代長谷革屋のレザーグローブ☆ ...