「シャブ」「S」「Speed」「早い」「冷たい」...etc。
覚醒剤は最高に楽しい。
あなたが人生で最も気力と体力が充実していて、何の迷いもなく、仕事や勉強に集中が出来て、徹夜で遊びまくっても疲れを知らなかった頃を思い出して下さい。
覚醒剤はその何十倍もの活力を与えてくれる。
精神の変化としては愛なんて必要ないし、死も恐れない。
(まさしく「人間やめますか?」)
怖いのは薬が切れる事だけ。
あなたが今でも忘れられず、頭を抱えてしまい、叫びたくなるような嫌な出来事を敢えて思い出して下さい。
薬が切れると、その何百倍も苦しいネガティブな思考に陥り、後悔し、身体は全く動かなくなる。
そうならない為に、潰れて眠れるまで2~3日ブッ続けで使いまくる。
それを長期間続けると、薬が切れたときの後悔が更に何千倍にも増幅された現実が訪れる。
信用を失い、仕事も友人も消え、薬を買う為の借金は増え続ける。
肥大する被害妄想はとどまることを知らない。
子供たちの無邪気な笑い声は私を嘲笑している。
何時も誰かに監視され、携帯電話のカメラは私を映し続けて、世界中に送信される。
逮捕されるのは、もしかしたら不幸中の幸いなのかも知れない。
最終地点は死。