今日は 金環日食!
日本でこれだけの規模の金環日食は
なんと932年ぶり!
実は太陽と月は
大きさも 地球との距離も 400:1
この絶妙な大きさが 奇跡的な美しさを生むんですね
BOYの学校で観測会がありました
みんなで早めに登校して 観測グラスを借りました
太陽が欠けるなんて
頭で分かっていても 実際目にすると 不可思議です
BOYにも 勿論 日食のしくみは教えたけど
どこまで分かっているのかな
メガネで見ながら
「お~ すげえ!」 とは言ってましたけど
みるみる光が弱くなって
強かった太陽の光が 急に夕方のようになりました
ウチのコンパクトでも コレくらいは撮れました
拡大したので 荒めの画像ですが
これはこれで アーティスティック
世界中で 古代から日食に関する記述はありました
やはり 太陽が欠けるのは不吉の象徴とする所が多いです
今でもインドでは ガンジス川で沐浴をして体を清めたり
中国の蛇踊りは 日食の不吉を払う「悪竜祓い」の名残です
学校でピンホールカメラも用意していました
光の点が どんどん欠けていきます
日本神話で アマテラスが弟のスサノオの凶暴さに辟易して
天の岩戸に閉じこもった事を 日食だと解釈できるそうです
(アマテラスは太陽神 彼女がいなくなって世界が暗くなった)
日本で最初の日食の記述は
628年 推古天皇の時代の部分日食
1183年の源平時代では
平家は日食を予測していたけど 源義仲軍は知らなかったために
日食に混乱して 戦に負けてしまったそうです
日本の九曜紋は もともとインドや中国の天体神からきたもの
この星のひとつは
日食をひきおこしたスサノオと結びつく凶星です
実際 日食は地球上では 頻繁に起こっているのですが
場所や規模がタイミングよく起こるのは
とっても とっても貴重な出来事なんですね
今日は 感動も宇宙サイズ・・・・