見飽きた夢を また巻き戻そう
死ぬまでこれを くりかえす
(「にじんでみえない」)
誇れるものがあるとすれば
僕が出会った 愛と小さな営みたち
僕を支える心のともしびさ
(「ともしび」)
今日は ひろさんの命日です
最後にお会いしたのが
亡くなる5ヶ月前のライブでした
私は 来週に結婚式を控えていて
ひろさんの曲を 披露宴で使う予定だったのです
ライブのあと ひろさんと 初めてお話できました
曲を披露宴で使わせてください と私が言うと
「もちろんですよ!
うわあ 僕にもしあわせを分けてください!」 と
嬉しそうに 握手をしてくださいました
細くて長い指
大きくて力強い手が とっても あったかくて・・・
亡くなられて 月日がたっても
彼の残してくれた音楽を
ずっとずっと 私は聴きつづけます
どこより高い 丘に登ろう
空と大地と 君と僕がいる
二人いること それだけなのに
空の香りも 木の葉の色さえ
変わる・・・・
(「ことほぎ」)