今回の演出家さんの絵は とても綺麗だったです
青い雨の中、吉田東洋と勤皇党員の 激闘
血を思わせる、梅の花を描く武市半平太の 静寂
雨粒のむこうの 血だまりと東洋の死
すべてが雨音にかきけされて・・・・
武市さんは完全に黒になりましたね
黒になった大森武市の静謐さは秀逸です
龍馬に昔話をするシーン、
黒化した武市さんが、白かった自分を懐かしんでいるようで・・
最後の光だったのかもしれません
ところで、
なんで龍馬は脱藩したの?
理由がまったく語られていなんだけど
脱藩が 「自分さがしの旅」 みたいなノリで・・・
以前の大河みたく、
オープニング前に状況説明のナレは必要じゃないですか?
背景や思想のベースが しっかりしていないのに
叙情的な部分だけ 強調しているので ブレブレ感が否めません。
さて 来週から第二部、
武市さんの栄光と悲劇ですね、楽しみです。