標題は、小倉百人一首に入っている三条院の下の句です。もともとは「後拾遺集」の中の句です。
上の句は、
心にも あらで憂き世に ながらへば
(こひしかるべき 夜半の月かな)
私が日常的に自分に問いかけている言葉とほぼ重なります。
詞書によれば、この句は三条天皇が退位を決意した時に詠んだ句とのことです。
藤原道長による謀で退位させられることを恨んだのか、
あるいはそれ以上に苦しむべきことが他にあったのか、
現在の私は、とても整理できそうもない苦悩の錯綜が続いています。
単純にひとつの悩み事ではないために、問題に対処する気力を奪われています。
それは生命をも奪うものです。
「ああ、本当にどうしてこんな憂き世に長々と生きてしまっているのだろうか」