なんやかんやで、、
夏休みに入った



6月末は再び、不安定になっていた
困った君

支援級のイベント参加、
学校で初めての給食、、
と困った君にとって、
大きなイベントを控えていた

その矢先の
ある晩、
突然、苦しそうに
息ができない。。。

手足が痺れる。。。
と横たわる困った君



か細い声で
死ぬ、、、
と呟き、
目は虚ろ、
舌が出て、
顔が真っ白、
いつもと違う様子に、
慌てる私と夫



救急車?
いや、まず訪問看護ステーションに
電話してみようか



後で確認したら、番号が違ってた

さすったり、
呼吸を落ち着かせたり、
水を飲ませたり、
様子を見ていると、
幸い15分ほどして、
身体の強張りが解けてきた

初めて見る困った君の異変に
焦った私たち夫婦



今のは何だったのだろう

まさかてんかん発作

幸い、短時間で症状が治ったので、
ひとまず、そのままで夜を迎えた。
後日、精神科での診察で
主治医に伝えたところ、
パニック発作、過呼吸の
症状だと分かった



看護師の友人に対処法として、
呼吸法を教えてもらった。
発作が起きると、
呼吸が短くなり、
脈拍が上がる。
いったん、息を止めて吐くと
血液が循環するので、呼吸法を
続けると、痺れが治まり、呼吸も
落ち着いてくるとのこと。
実はその後も2回、同じ発作が
起きた

教えてもらった呼吸法を
試してみたものの、、、
困った君は
息がうまく吐けないことに
改めて気づいた



4秒吸って
4秒止めて
6秒吐く
この呼吸法が出来ない

息を吐けない。
ハァ〜と声だけ出したり、
逆に吸ってしまったり、
余計、混乱してしまう

発作が起こった時ではなく、
普段から呼吸法を練習させないと
いけない

パニック発作が起きるのは
いつも、
一大イベント前みたいで

2回目は
我が家で海外から来日した友人家族を
招き、近所の家族も誘って
夕食会を開いた時

ホストなのに、
何のお構いもできず、
私は困った君と寝室に引っ込み、
ひたすら呼吸法を

その日と翌日の連続で
起こり、2回とも1回目よりは
酷くなかったものの、
なかなか治らなかった

主治医からは
弱めの抗不安剤を処方して
もらい、
不安になる前、
一大イベントの前に
前もって服用したら良いとの指示
を受けた。
ほんと、次から次へと
様々な症状が現れてくる。。
なかなか落ち着かない
