入院してから、初めての面会日

コロナ規制が緩くなったものの、
まだ面会時間は10分。
そして面会は週1回のみ。
着替えやおやつ、本など沢山の
荷物を持ち、夫と一緒に病院へ向かう



高速で片道1時間
往復2時間
で、面会は10分



ちょっぴり、
やるせない気持ちになる



病棟の扉を開けてもらうと
少し固い表情の困った君が
立っていた

若干、うるっとしてしまう母


面会中、困った君に指摘され、
何故か誤魔化す母





言葉を交わすと、
すぐに表情は緩み、
いつもの困った君に

面会室では、話し始めると
すぐにツバが溜まり、
出たり入ったりと
落ち着かない



ま、いつもの事だから、
想定内

病棟では、他の子たちとも
交流できているようで、、
みんな様々な理由で入院してんねん



と諸事情を教えてくれた

なかなかハードな環境の子もいる。。
話を聞いて、困った君はどう感じて
いるのだろう



渡していたおやつ分のお小遣いが、
テレカ代と2日に1回の洗濯代に飛び

面会前日はおやつ代を数十円で
やり繰り。
面会日はとうとうお金が尽き、
おやつ無し

以前なら怒りまくっていただろうに、、
特に文句を言う訳でもなく、
少し嘆きながら、
次回はもう少しお小遣い多めに
してねと言ってきた。
それだけでも
成長を感じる

同じ年代の
悩みや問題を抱えた子たち
の集まるプチ社会。
今日は何人かで人生ゲームをしたと
嬉しそうに話していた。
困った君にとって、
今の生活が人生ゲーム

凸凹ある長い人生で、
初めて1人で過ごす時間。
良い社会経験になっている
のかもしれない。
私にとって、
困った君がいない事で、
心に空洞がある日々だけど、
良い方向に向かっていると
信じよう
