僕の中にはミスチルの桜井和寿がいる。



ちょいと抽象的なので噛み砕くと。



何かを考えるときに僕は「バランス」を大事にしてる。


その「バランス」は、光と影、明と暗、自分と他者、真面目とバカ、大人と子供、公と私みたいなもんで、どちらかに偏りすぎると、僕は反対側のカテゴリーに注意を向ける。シーソーみたいに。


そのバランスを教えてくれたひとりが桜井和寿、いまでは僕の中に自分なりのサクライさんがいて、何かあると、どう思うかを聞いたりするわけです。



そうゆう人が頭の中に何人かいます。


みなさんにもいるかと思います。


いまの時代っていろんな情報が飛び交って溢れかえっていて、常識とか価値観とか物事が相対化されて、揺るがないものを持つってことが難しい。


大きな目的が達成されれば、みんなが同じ方向を進む必要はない。


それぞれが好きなところへ行くようになる。


何かを共有することが難しくなる。


渋谷のスクランブル交差点じゃないけど、大勢の人がいるけどすれ違うだけ…。



簡単にいったらイマってそういうことなのかもしれない。



学校を卒業してバラバラになるイメージ。



狭いけど慣れた世間という学校から卒業した現代人は、バラバラに散らばり、社会の中で個人として生きる。


自分の新たな居場所を探す旅をする。


世の中は便利になり、ひとりで生きれるって錯覚したりするけど、大切な何かから目を背けていないか。


自分の心の声…。


不安で孤独な旅でも、大切な存在がいたら人は生きていける。


帰れる場所があるということ。


ほんとうの自分に戻れる場所が人を支える。



そんな風に、頭の中のサクライさんは不安な僕に言ってくれる。



CMソングの365日の歌詞と曲を紹介して終わります。


また今度はミスチルの歌詞なんかについて綴りたいと思います。








Mr.Children『365日』 CD発売未定




聞こえてくる 流れてくる
君を巡る 抑えようのない 思いがここにあんだ
耳を塞いでも 鳴り響いてる



君が好き わかっている
馬鹿げている でもどうしようもない
目覚めた瞬間から
また夢の中 僕と君の夢を見てんだ



同じ気持ちでいてくれたらいいな
針の穴に通すような願いを繋いで



365日の言葉を持たぬラブレター
とりとめなくただ君を書き連ねる
明かりを灯し続けよう 心の中のキャンドルに
ふっと風が吹いても消えたりしないように



例えば自由 例えば夢
あてにしてたどんなフレーズも 力をなくしたんだ
君が放つ稲光に魅せられて


一人きりの方が気楽でいいや
そんな臆病な言い逃れは終わりにしなくちゃ



砂漠の町に住んでても 君がそこにいさえすれば
きっと渇きなど忘れて暮らせる
そんなこと考えてたら
遠い空の瞬きが
ふわっと僕らの町に花を咲かせた


君に触れたい 心にキスしたい
昨日よりも深い場所で君と出会いたい


365日の言葉に綴るラブレター
情熱に身を委ねて書き連ねる
明かりを守り続けよう 君の心のキャンドルに
ふっと風が吹いても消えぬように
365日の君に捧げる愛の歌


聴こえてくる 流れてくる
君を巡る想いのすべてよ
どうか君に届け