解き放った答えが宙を舞い
何処へ向かうのだろうか?
押し殺したのは優しさが故
違う自分の弱さのセイだろ
遥か遠く眼差した空は
相も変わらずに色を落とし
嗚呼、喜びも悲しみも
遜色ないモノクロの世界へ
いつか心から笑えますか?
君の幸せ少し願えますか?
こぼれ落ちた滴は地を濡らし
やがては大河を築くだろうか
僕はまだ僕の小さな世界を
トリカゴの自由を望むのか?
遥か遠く霞みゆく空は
いつかの夢の続きのようさ
嗚呼、歓びも哀しみも
今は全て消えてしまえば…
僕に何が残るのだろうか
僕に何が残せるだろうか