花天月地 | アンダーグラフ OFFICIAL BLOG「Member's Diary」Powered by アメブロ

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どうも、真戸原です。


名古屋から戻り、これを書いています。


まず、今回ツアーに足を運んでくれた、そしてファイナル東京に足を運ぶ予定の人達、


本当にありがとう。


今回は今までのツアーとは意味合いが違うツアーになりました。


音楽が出来ること、音楽を楽しめること。それが幸せなことだと実感しながらのツアーです。


まだまだ、被災地の方々や、原発のこと、胸が苦しくなることが沢山ある、そんな状況の中で、


僕らが、僕が出来ることを一つ一つやっています。



東京WWWのみんなの笑顔、福岡で歌った「サンザシ」、大阪での床が揺れるほどの盛り上がり。


名古屋で歌った「ユビサキから世界を」全てが今までとは違うように僕は感じていました。



3枚目の「呼吸する時間」というアルバムぐらいから、僕は全ては当たり前にあるわけじゃないよ、と


歌に乗せてきた。だから今を感謝しようと。「自然と君へ」や「2111」、「やっぱり地球は青かった」や


「タイムリープ」、「心の瞳」や「僕に何が出来るかを考えている」。その全てが、「ねえ気づいてよ」って


歌ってきた。


だけど、今の日本は僕がそんな事を歌にして伝える必要がないぐらい、


「一つになろう、そして共に立ち上がろう」と、強く強く動いている。


当たり前な幸せを取り戻すために。



ライブともなると、そんなアンダーグラフの思いを充分に理解している人たちが集まっている。


そこでどんな思いを伝えるツアーにしたらいいか、正直最初はわからなかった。


だけど、渋谷WWWで一曲目を演奏した瞬間にわかった。


「同じ思いを持った目に前にいる人達と共に、もっと強い強い思いを共有して、少しでも一人でも今は笑顔をふやして行こう」って。


だから改めていつも見てくれている人たちへ「ありがとう」を伝えたい。


同じ感性を持っていてくれて、本当にありがとう。




明日発売になる「花天月地」


今年の初めぐらいから、アンダーグラフにしか出来ない音楽を。


そんなことを掲げて曲を作り、詩を書いてきた。


「サンザシ」という曲が出来た時、僕が遠い未来、誰かに歌い継がれて欲しいと思った。


日本人が、日本人として、日本人のバンドとして出したい音や、詞が出来たと思ったから。


今も昔も、そして、未来も変わらないもの、それを探しているうちに、


愛する人を思う気持ちを「サンザシ」で表し、笑顔や涙を「時代」という曲を書いた。



日本の素晴らしさを伝えるために季節を六季に分けたりもした。


これから先は、どんな音楽を作っていくかは自分でもわからないが、


今、僕は日本やに日本人の素晴らしさや強さを表したコンセプトミニアルバムをリリースできたことを忘れない。


少しでも、みんなに笑顔が増えてくれれば、と心から思っています。