『思いやりや優しさの根源にあるものは、相手の心を想像する事』だと僕は思う。
想像できるって事は、きっと共通の何かがあるということ。
それが拡がっていく事が、素敵な世の中になる第一歩だと常々考えていました。
それでは、すべての人が共通に持っているものは何か?
日々考えている中で、僕が辿り着いたのは「気持ち」でした。
健常者であっても、障害を持っている人でも、共通に持っているもの、
それは「気持ち」。
出会えた事の嬉しさ、相手が何も伝えようとしてくれない時の悲しさ、
そういった「気持ち」はこの世界に生きるすべての人が共通に持っているもの。
それをテーマに、今回「おんなじキモチ」という楽曲を書き上げました。
この曲が流れ、聴いた人が少しでも幸せに、そして温かくなれるようにと、
メンバー全員でアレンジし、完成に至りました。
曲を書き始めた時点ではサポートソングとしての採用も決まっていなかったのですが、『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』という、他者を思いやる素敵な企画を知った時点で、頭の中では先ほど書いたような「共通するもの」を探し始め、その勢いそのままレコーディングをしたのです。
『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』は、ラジオが創る素敵な世界の形。
同じように僕もミュージシャンとして、音楽が出来る素敵な世界の形を示せた事を
嬉しく思っています。
温かく素敵な未来がこの国と人にもありますように。
追記
沢山の励ましのメッセージありがとう。
身体は無事回復にむかっていて、来週からは完全復活できそうです!
早くみんなに会いたいです。
アンダーグラフ 真戸原直人