狛伝23(最終章)
おはようございます。狛です。
改めて、先日渋谷BOXXで行われたPERESTROIKA主催イベントに来てくれたみなさん、おつかれさまでした。
都合が悪く当日来れなかった方々もいただろうけど…、遠方にいるRoikarたちからもパワーをもらえたからこそ、最高の空間を作れたんだなと思います。
あの衣装に袖を通すのもあの日が最後だったし、狛としてステージ上で表現するのも最後でした。
ただ、このPERESTROIKAとしての活動っていうのは、今振り返れば通らなければいけない一種の成長過程のようなものであり、
昆虫で言うと、幼虫(ネガ)→蛹(PERESTROIKA)→成虫(NEGA)みたいなものかもしれないです。
僕はSANというキャラクターと、狛というキャラクターをLIVEにおいて敢えて使い分けていました。というのも、自分がステージ上で今後どうあるべきか、一度白紙にしてスタイルを築いてみようと思ったからです。
白い画用紙に半年間かけて力いっぱい色を塗りたぐって…そしてネガの長い活動期間中に何度も何度も上から塗りつぶした画用紙とを見比べて、自分がどうあるべきか少しわかってきたような気がしました。
蛹を経て成虫となったNEGAを大空へ羽ばたかせていくにあたって、新たにもう一枚だけ画用紙をもらったから、これからは何かに縛られることなく描きたいように描いていきます。
そして一通過点としてのPERESTROIKA、蛹としてのPERESTROIKAのはずだったのに、先日のライブで涙する子たちを見て、いつの間にかネガと同じくらい愛されるバンドになっていたんだなって…思いました。
ひとつの節目としての2011年5月21日ではあったけど…、あの日から消えて無くなったものなんて何一つありません。
PERESTROIKAとしての志も、楽曲も、誇りも、すべてはこの先に受け継がれます。
だから、PERESTROIKAという名前がなくなっても、RoikarのみなさんはRoikarであったことの誇りを持っていてください。
約半年間の短い間ではあったけど、PERESTROIKAというバンドを愛してくれたみなさん、
本当にありがとうございました!