E'm~grief~ オフィシャルブログ powered by Ameba -117ページ目

皆ももう既に気付いているとは思うが、この世界とは別に、もう一つの同じ世界(パラレルワールド)が同じ時間に並行して存在している。


この世界の住人と別の世界の住人は決して出会う事がないのだが、俺はある事がきっかけで別の世界(パラレルワールド)に移動してしまった。

気が付くと俺は小さな小部屋にいて部屋の先には別の世界に通じる階段と別の世界が覗いていた。

どうやらここは『この世界と別の世界が通じる部屋』らしい。

しかし、ここにいる間は気を許したらすぐにでもこの世界に引き戻されるような重圧感がありとても息苦しい場所でもあった。

また俺のまわりには、同じように別の世界に引き込まれてしまった人種、老若男女問わず無作為に選ばれた人間が十数人いて宣教師らしい人に別の世界の説明を受けていた。

そのうち何人かが重圧に我慢出来ずに別の世界に通じる階段を降りていった。俺もそれに続いて説明を聞き終わる前に出ていってしまった。



階段を降りるとヨーロッパの古い街並みのような通りがあり色々な服装をした人がいてこちらを見て笑っていた。

すぐに俺は別の世界の住人のような服装に着替え、あたかも昔からいたような感じで歩きだした。そのうち踏切があって渡ろうとしたら、別の世界の住人の一人に

「そこから先に行ってはいけない」

と言われたのだが、俺は聞く耳もたずに踏切を渡ってしまった。






その瞬間…


俺は宣教師の話を最後まで聞くべきだったと後悔した。






俺は元いた世界の記憶が消され、別の世界がこの世界になってしまったのだ。


ただ、俺が今思い出せるのは、今、我々がいるこの世界は実は本当の世界ではなく別の世界(パラレルワールド)であるという事までで、それ以外に思い出せる事は元いた世界はとても幸せな世界だった、という事だけであった。



でも、たまに元いた世界の記憶がフラッシュバックするんだ。

そして俺は今も元いた世界に通じる入り口を探している。


その入り口が踏切なのか教会の地下通路の途中なのか、はたまたお姉さんの胸の谷間なのかそれはまだわからない









別にこんな話はどうでも良いんだけどさ、俺さ、最近かすみ草が好きかもしれないんだよね。


花束によくコイツはいるんだけど決して目立ってはいないんだよね、でも、しっかりとメインの花を引き立たせているんだよ。


なんて健気なんだろう。なんて思っちゃって。


それに俺くらいになるとさ、花言葉まで調べちゃうんだよね

愛らしい、清い心、切なる願い、無邪気。

なんだって!








なんかさ、










お前等みたいだよな!












まあ、何が言いたいかっていうと俺の誕生日が一ヵ月後に迫ってきているって事だ