3.11の東北地方太平洋沖地震より、10日ほど経ちました。

その時、私は会社にいたのですが、電車が止まったため、初めて会社に宿泊。


そして次の日帰宅すると、家の周りでも信じられない光景が。。。
初めてみる液状化という現象に、ただただ唖然。。。。

道路は隆起していたり、地盤が下がって地層のようになっていたり、
歩道も噴出した泥でぐちゃぐちゃに。

これだけずれてしまうと、やはり地面に入っているライフラインに影響が出てしまい、
断水やガスの出ない地区もあり大変な事になっていました。。。


すぐに給水車が来てくれたので、生活水はなんとかなりましたが、
結局は下水道がダメになっているのでトイレも出来ず、お風呂も入れません。
もちろん洗濯も料理もできない。

私はその後も毎日出社していたので、半分は都内で過ごす事が多いですが、
ずっと家にいる母は、余震やテレビから流れる映像・ニュースに加え、
水が出ないこと・計画停電なども重なって、あまりの非日常に精神的に参ってしまい。。
「放射能怖い」って言って窓閉め切って外出たがらないし。

こんな様子の母を初めて見たので、本当に大丈夫かと心配していました。

しかし、昨日より約9日ぶりに我が家は上水道が復旧し、
下水道は様子をみつつなのですがシャワーはOKということになり、
少しずつ復活していく道路や店舗を見て徐々に元気になってきた様子でほっと一安心です。
(余震の影響で新しい修理箇所がみつかったら水道はまたダメになるかもですが・・・)


本当にメディアの方々、あんまり煽らないで欲しい!!
民放はこんな時の報道番組の作り方も、なんだか妙にバラエティー・ワイドショーぽいし。

でも、テレビに写る事で安否が分かったり、その場の状況を伝えることが出来るのも事実。
色んな意味でもやっぱりテレビの力ってすごいよな。。

NHKはさすがだなと実感したので、結婚したら受信料ちゃんと払おうって思いました。



・・・・話がそれてしまいましたが。

毎日毎日、家にも帰らずに近くのホテルに泊まり込みで復旧工事をして下さる方々、
ボランティアで泥かきをして下さっている方々、給水に来てくださる方々等々・・・
本当に頭がさがる思いです。。。ありがとうございます!!


そして、我が家が断水ということを知り、
関西からお水をたくさん送ってくれた友人にも感謝しきれません><
給水車の水はやっぱりなんとなく生活水にしか使えないし、
買い占めの影響か都内でもなかなかお水が買えなかったりしたので本当に助かりました!!
ありがとう!


その他にも、ニュースや新聞等でうちの地域の状況を見たのか、
すごくたくさんの友人からも「大丈夫?何か出来る事あったら言ってね」「お風呂入りにきてね!」などなどありがたいメールを貰って、本当に感動しました><。

近所の方々とのつながりも強くなった気がするし、
これから地域の復活のために頑張らないとね!




被災地の方々を思うと、きっとこんなことくらいでって思われちゃうかもしれないけど、、
自分の事ばっかりでって思われちゃうかもしれないけど、、、、

毎日のニュースに心が痛くなって、何かしたいと思う気持ちも本当。
でもその為にはまず自分の気持ちに余裕がないと出来ないと思う。

この週末で先週の非日常感でぐったりしていた自分の気持ちも落ち着いてきたので、
自分が出来る事をひとつずつやって行こうと思います。