最近、ちょっと戸惑ったこと。
友人の歯医者に、「女性ホルモンアップでキレイを目指します!」と
FBのタイムラインにコメントされ、
女性ホルモンではキレイになるわけがないだろう、非科学的なことをいうなと思ってしまった件。
思ったことをそのまま行ってしまう程、子供でもないが、
歯医者といえども、まがりなりにも医療従事者。
彼女が患者さんにこんな非医学的なことを吹き込んでしまったらアカンよなー
と思いつつ。
FB上でたしなめてもアレやし、直接メッセージを送る程のことでもないし。
戸惑ったまま放置してます..........
この場を借りて、何かにお詫びします。
おわびがわりに。
女性ホルモンとは、狭義には、エストロゲンとプロゲステロンをさすが、
これが律動的に分泌されることで、排卵周期(月経周期が)成立します。
http://mp.cocokarada.jp/column/img/pic04_2.gif
ちょっとググって出てきた、一番まともかつ好みの図のリンクを貼ります。
自前での女性ホルモンの産生量は、妊娠中が一番多いのですが、
(この2つのホルモンは妊娠の維持に必須)
妊婦はみんなキレイなのか。
価値観は人それぞれなので、なんともいいませんが、
個人的経験としては吹き出物が多くて、めんどくさかったです。
ここまで書いてみて、そーいえば、エストロゲンが皮膚とか骨とかのコラーゲンの増生を促進するってあったよなーと思ってちょっと調べました。
Pub Medという医学系論文データベースで
"estogen collagen skin"というQueryで調べたところ、
試験管レベルでも動物実験レベルでも、1960年代から報告があるんですねー。
タイトルだけ、ざっとみたところ、女性ホルモンが少ない状態、つまり閉経後とか卵巣摘出後とかだと皮膚の厚さが増える(ハリが出る)という結論でいいのかな、と思いました。
女性ホルモンがちゃんと出ている=月経が順調な若い女子にはあてはまらんということですね。
まあ、何が言いたいかというと、女性ホルモンではきれいにはなりません、ってことで。