同僚の彼女むかつく

 

今大変そうでしんどそう。

ふふん、いい気味って思っちゃった。

それを茶化そうとしたけど、変にぎこちなくなって、馬鹿にするようになっちゃった。

しんどそうな彼女にダメ出しし、鼻で笑ったよ。

もっと落ちればいいのにと思うのと同時に、そうした私への罪悪感。

しんどそうにしているのに、フォローするのが私の役目じゃないの、反対に馬鹿にしちゃったなんて、人としてどうなのよって、自分を責める気持ち。

 

意地悪したい、落とし入れたい、でも良い人と思われたい、さすが素敵な人と思われたい。

そう思って周りに人に言ってほしい・・・なんて色々な考えがわいてくる。

 

おお、引き裂かれる!!

悶々とする!!

 

そして今日ブロック解除のセッションを受けた。

 

まず自分が思い浮かんだのが、ヨーロッパのような石畳の街にいる大道芸人っぽい子供。歌ったり踊ったりして投げ銭もらっている。

今までそれでお客さん集めて生活してたのに、近くに人気のパフォーマーが現れて、皆そっちに行っちゃったショボーン

私の前の缶は一つのお金もなく空っぽガーン

 

みじめで、悲しくて、辛くて、どうやってここから食べていくんだろう・・・

町の薄暗い片隅でしょんぼり肩を落として空っぽの缶を見つめている・・・

 

「その子が他の人より人気になっていく様子を想像してみて」

の言葉で

 

何か小さな動物が現れて一緒にいてくれて励ましてくれる。

自分が前は人気があったのに今は誰も振り向いてくれない存在になっていることを話すうちに一人一人涙を流して聞いてくれる人が集まって、「元気をもらった」「感動した」と口伝えにそれがどんどん広がって、遠いところからも人が集まってくるようになった。

 

そんな想像が浮かんだ。

その他にも同じような人がいっぱいいた。

近くに同じような店ができて売れなくなったパン屋さん、他にも色々。

皆一緒に上へと上がってもらった。

F1ってどこ???

 

次は反対に人から人気を取って喜んでいる人。

そんなのもいるかもしれないってびっくり

思い浮かんだのは、人の彼氏を取って喜んでいる私。

悲しむ元カノを見て勝ち誇った気持ち。

私の方が魅力的でしょう。それが証明された気分。

だから上に上がってもらおうとしても、そうしたくない自分がいる。

だって~、楽しんだもんチュー

人から奪って自分の価値を確認するって、楽しい。

手放したくないって気持ちがわいてくる。

「そう潜在意識がそうさせているんだよ」「上がってしまえばまた新しい楽しみ、意地悪もあるかもしれない」とのこと。

そうか・・・そうかもしれない。

同じようなのいっぱいいるんだけど。

皆上へあがってもらった。

上がる時にはそれも結局空しいなって気持ちになってた。

だから手放せたのかも。

 

「すっきりしましたか?」

う~ん、だいぶすっきりした気はするけど、まだなんか引っかかっている。

空から見ると誰もいなくなった広場で一人ぽつんと膝を抱えてうずくまっている男の子がいる。

「どうしたの?」と聞いてみる。

「誰もいない。一人ぼっち。楽しくない」

何がどうなのかわからない。

取る人も取られる人も、喜ぶ人も悲しむ人もいない。

そんなざわざわしている人たちを見るのが楽しかったのに、今は誰もいない。

それがつまらないショボーン

人のやり取りを楽しんでいた。

そんな人は見渡したらいっぱいいっぱいいた。

「皆おいで。上は楽しいことがあるよ」と誘うとゾロゾロぞろぞろと本当にいっぱいついてきた。

 

その後は誰もいなくなった広場がやけにすっきりとして広々してた照れ

 

さあ、現実の生活は変わるのかな?

見てみなくちゃわからないね。

今のところは良い気分だよニコニコ