一つ点より始まりし物語


異を起こせし者在り


違を起こせし者在り


同一の者に在り


複人の達に在り


繋がりし者に有りし絡糸


一つ違えること有り


二つ違えること在り


三つ違えることあり


絡糸持ちし者


点に繋がりし者へ


絡を居に住る者へ


知らずこと起こせし者


絡を用いて起こせし者を糾す


秘を守りし絡糸の者


秘に守らず溢し


溢れし秘にて守りし者より


壊されし起こせし者


辿り点にて守り者あらず漏らす者


絡糸漏らす者より非あらずとも


起こせし者より秘漏らすこと


弱き者なれば心壊れいく


強き者なれば破壊者へと


絡糸持つ守り人


守り人に力より違動し


心壊れし者の定命


心失くし者の運命


守り人より非なくとも


使いし非


使いし秘


使道違えれば


一つの者より


続きし灯火に在り


蝋より固まりし命


秘に


非に


告げられし言の葉へ


命狩りとる鎌へと


鬼へ変わりゆく者へと


守り人に持ちし絡糸


絡糸に漏れし言の葉より


在りし力


有りし力


其の力


使いを違える時


二つ在る形へ


一つに悲しみ


一つに憎しみ


交わりし二つ在らず


時に違図あれば


守り人より皮破れ


周に集まりし達より視


守り人非ず壊し人へ


視して変わりゆく


力持ちし者


誰人違えることあらば


心ゆくこと壊し


感ずる事無く


人を壊しゆく