永久に待ちわび足るもの


深き根の底に通じる


紡がれし火添えの鎖


記憶に縛られし


斧が枷を己が己を壊す


詠みに読みし文


己が判断に決めず


全ては違わず


器は満たされぬ


深き溝に灰燼の盃


零れし溢れ出る灰宴


流れし風の声


留まるは鎌鼬


さすれば全てに切刻む