自分ではない者に成ることは、
必ずしも自分で無くなるというわけでもない。
自分で無くなる場合があるとすれば客観的な結果として「無くなった」ってことじゃないかなぁ。
主観で「無くなった」って感じたんだとしたら最早そりゃあ只の嘘だよ。
いえ、演技の話。
それぞれ役者を志すのを決めた理由は違うと思うから別にそれをどうこう言うものじゃない。
が、演技の上達を考えたときにどうしたってぶつかる壁がある。
アニメばっか見てたって壁は超えられねぇよ。
ラノベとかゲームばっかじゃなんの答えにも辿り着けねぇから。
自分を見ているか?
親兄弟を見ているか?
友達、恋人、よく見ているのか?
【なぜこの人がこの人たり得るのか】
ってことなんじゃないのかねぇ。
2次元の借り物を使うってことはあんた、
誰より何より自分の人生を無視するってことにゃなりませんか。
そして同時にこれは俺の感覚なので共有は難しいんだよなぁ…というつまらない答えに落ちてしまうのが悲しい。
あぁー。
言葉じゃ伝わらん。
自分がやるしかねぇわ。