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イノチってさ、儚いよね。
もし、自分のおなかの中に新しい命が宿ったら、
とても喜ぶと思う。
毎日が辛くて楽しくて、日々の変化が不安で嬉しくて、
少しずつ、少しずつ、母親になる自覚、決意、責任を感じていくんだろう。
そうして生まれてきた我が子を胸に抱き、初めて母親になれる。
子供が出来ることって、簡単なことなのかもしれない。
もちろん、産めない体、宿ることのない体をもっている人もいる。
けど、今日ここに書きたいことは、宿ったイノチを消してしまう罪の重さ。
----
待ちに待った妊娠。
順調に育って5か月。
次の検診で、産婦人科に言われたこと・・・
「おなかの赤ちゃんには、障害あります。脊椎が内臓を圧迫している為、
このまま成長して、生まれてきても生後10か月までもたないでしょう。」
母親は私たちが想像も出来ないほどの悲しみに暮れたでしょう。
何日も何日も悩み、苦しみ、泣きました。
そうして、人工的に陣痛を早め、産みました。
母親は背骨があらぬ方へ曲がったままの、
二度と泣くことのない我が子を胸に抱き言いました。
「かわいい。」
今、彼女は振りかえり、遺骨の前でこう言います。
「私はこの子を殺したの。」
-----
仕方のない判断だったと思います。
この話を聞いた時、何も言えなかった。
かけてあげる言葉すら見つからない。
ただただ、そっと耳を傾けてあげることしが出来なかった。
イノチの重さ、儚さ。
目の前に突き付けられた気がした。
全て、当たり前ではないということ、無事に産まれてくることの奇跡。
私は、この話を決して忘れない。
もし、自分のおなかの中に新しい命が宿ったら、
とても喜ぶと思う。
毎日が辛くて楽しくて、日々の変化が不安で嬉しくて、
少しずつ、少しずつ、母親になる自覚、決意、責任を感じていくんだろう。
そうして生まれてきた我が子を胸に抱き、初めて母親になれる。
子供が出来ることって、簡単なことなのかもしれない。
もちろん、産めない体、宿ることのない体をもっている人もいる。
けど、今日ここに書きたいことは、宿ったイノチを消してしまう罪の重さ。
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待ちに待った妊娠。
順調に育って5か月。
次の検診で、産婦人科に言われたこと・・・
「おなかの赤ちゃんには、障害あります。脊椎が内臓を圧迫している為、
このまま成長して、生まれてきても生後10か月までもたないでしょう。」
母親は私たちが想像も出来ないほどの悲しみに暮れたでしょう。
何日も何日も悩み、苦しみ、泣きました。
そうして、人工的に陣痛を早め、産みました。
母親は背骨があらぬ方へ曲がったままの、
二度と泣くことのない我が子を胸に抱き言いました。
「かわいい。」
今、彼女は振りかえり、遺骨の前でこう言います。
「私はこの子を殺したの。」
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仕方のない判断だったと思います。
この話を聞いた時、何も言えなかった。
かけてあげる言葉すら見つからない。
ただただ、そっと耳を傾けてあげることしが出来なかった。
イノチの重さ、儚さ。
目の前に突き付けられた気がした。
全て、当たり前ではないということ、無事に産まれてくることの奇跡。
私は、この話を決して忘れない。

