占星術で“不動宮グランドクロス”とは、牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座といった「動かない星座」同士が、十字の形に緊張関係をつくる配置
不動宮は本来「安定」「継続」「粘り強さ」を司る
ところが、それらが四方から引っ張り合うことで「安定したいのに安定できない」「一つを守りたいのに壊される」「譲れない力がぶつかり続ける」という人生のテーマを与えられます、、、!
悲しいことにこの配置が私にはあります、、。
牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座が、四方向から引っ張り合っている形。
占星術では「宿命の十字架」なんて呼ばれることもありますが、たしかに私の人生はいつも葛藤の連続でした。
安定を望んでいるのに、安定できない。
守りたいのに、壊される。
変わりたくないのに、変わらざるを得ない。
子どものころから、家族や環境との摩擦は絶えませんでした。
心の奥では「自分の生き方を貫きたい」と強く願っているのに、外からはその気持ちを真逆の力で抑え込まれる。
一歩進むたびに壁にぶつかって、逃げ道なんてなくて。
結局、正面からぶつかっていくしかなかった――そんな場面ばかりでした。
母親の宗教による教え。
兄からの暴力。
私は何の為に産まれてきたの?
と生きることに絶望したことも多々あります。
心も体も自由はなく、「自分」という存在をどう扱っていいか分からなくなる日々でした。
それでも、母と兄との対話やたくさんの衝突の中、なんとか今では全てを受け入れてます。
なぜなら、救ってくれる星もまた私にはありました。
私のホロスコープにある「月魚座」です!
魚座の月は、優しさや癒し、想像力を象徴します。
現実はどんなに苦しくても、「心の中だけは広い海のように自由でいられる」
音楽を聴くこと。
絵を描くこと。
祈ること。
夢を見ること。
そして私の場合は、祖父母の自然と共に生きる日々の中にいた瞬間。
畑仕事や食にまつわる神様の話...
そうやって、月魚座のやわらかさに抱かれながら、なんとか生き延びてこられたのだと思います。
今ふり返ると、不動宮グランドクロスはたしかに厳しい配置です。
でも同時に「強さ」や「突破力」をくれる星でもあります。
私にとってそれは、ずっと重たい十字架だったけど、今では「生きる力」に変わってきました。
星の配置は、壊すためじゃなく、生かすためにある。
そう思えるようになったことが、私にとって一番の救いです。
もし、自分の星や環境に「縛られている」「苦しい」と感じることがあるなら――その気持ちは、私もよくわかります。
星の配置は、ときに重たく、逃げ場のないような課題を背負わせてきます。
でもそれは、あなたを壊すためではなく、あなたを生かすためにあると、私は信じています。
どんなにしんどい配置でも、そこに必ず「救い」や「支え」が一緒に用意されています!
その星こそが、あなたをあなたらしく輝かせてくれるものだから。
あなたの星を、あなた自身を、大切にして生きていけますように
彩乃の巣にて、ご紹介いただきました!「今じゃ占いオタク!!」みなさまとお話しできること楽しみにしております。
お待ちしてます!