案外短かった梅雨、それ自体は、嬉しかったけど、市民農園で野菜を栽培してる人間にはちと酷なことも。
そうなのだ。わかるでしょ、水やり。これが超大変。
最初のうちは片道20分を8リットルを背負ったり両手に持ったりしながら、徒歩で通っていた。
なのに、なかなか育ってくれない野菜や、スイカに思わず愚痴もさすがにでましょ。
しかし今はちょいと作戦を変えて、うちには車はないし、自転車は一台なので、まず第一弾のの水やりは
早朝4時半に、つまり陽がまだ愚図ついてるときに私が自転車で運び、それに遅れて第2弾を家人が同じく自転車で、と言う運びになった。
やっぱり自転車と歩くのとではぜんぜん違う。ふう。
ところで現在、少しづつ野菜の収穫が出来るようになった。
白ナスやプチトマト、ほかにも少しづつ。でも、同じ農園の方々からおすそ分けをもらっている野菜の
方がいまのところ多い。不思議なのはそれがいわゆる「贈与」って感じがまるでなくて、言葉は正しいか分からないが
「分有」てな風なのだ。
不思議な連帯感に、ふとロシアの「ダーチャ」を思い出した。
これから懸念される食料不足がこの20平米の畑で解消はされないけど、でもここは小さなダーチャだぜ。