26日に発売されたPSvita用ソフト、『天涯ニ舞ウ、粋ナ花』をプレイしています。

 

 携帯機でガッツリ乙女ゲーをプレイするのはルトゥール以来の約2年半ぶり……ほぇ~!アセアセ

 

 今回このゲームをプレイする事になったきっかけは、付録のとうらぶ書き下ろしポスター(山姥切&山伏)が欲しくてB'sLOGという乙女ゲー雑誌を買ったらこのゲームの紹介があり、設定とキャライラスト、それから対象キャラのCVが好きな声優さんばかりだったのもあって、是非購入したくなりましたニコ

 

 

 昭和初期の赤坂(東京)にある高級割烹料理店『弥島』が舞台で、主人公♀(17歳)がそこで一年間だけ店主をする事になり……という設定です。

 

 恋のお相手はこの弥島家の長男~五男までの兄弟5人。皆さんイケメンですが、性格的には一癖も二癖もあるキャラが揃っております。

 

 というのが、実際プレイするまでにわかっていた前情報ですが、私的にはもう長男~四男までは多分恋に落ちるだろう予感はしておりました。←早い

 

 

 発売日から実際にプレイを始め、まず驚いたのはゲームのボリューム。

 

 設定から、主人公が弥島で勤める一年間を体験するゲームなんだなとはすぐにわかったんですが、ときメモGSを例に出すと、あれは高校の三年間で割とサクサク進むじゃないですか? 一日はパラメータ上げるだけだったりして、日によって時々イベントが発生……みたいな。

 

 でもこれは日々イベ発生という感じで、一日のテキスト量が多く、選択肢が出てきたりミニゲームをやったりみたいなアクティブな事が割と少ない。殆どテキストを読む進む感じです。

 

 なので、1日の経過が割とゆっくりで、発売から3日間プレイしているわけですが、4月から始まった主人公の生活が今のところまだ6月の半ばです💦

 

 

 気になる内容ですが、まずは序盤のストレスが凄いです。この弥島へやって来てから、味方は四男の恭介さんくらいしかいません。

 

 主人公は長男の許嫁としてやってくるのですが、そもそも長男はこの店を潰そうとしている敵だし、次男は店も主人公も興味無い感じだし、三男は女性嫌いだし、五男は意地悪で女をはべらせてるし。

 

 他にも弥島には、兄弟達の父(そもそも主人公を呼び寄せた張本人)と、兄弟達の母親(そもそも弥島家のお嬢様だった人)と、無能なのにプライドだけが凄く高い出戻りの長女と、自分の意見を主張できなくて姉の言いなりの妹がいまして、弥島父は元凶&病弱だし、弥島母は威厳が凄くて怖いし、長女は性格がヤバくてイジメてくるし、次女はその陰にいるだけだしえーん

 

 その上主人公は17歳の若さで政治家とか金持ちの来る高級割烹店の店主を任され、セクハラされたり、失敗したりで、店の従業員からも舐められっぱなし。そしてそもそも男尊女卑も甚だしい時代設定なので、本当序盤のストレスが凄い!!

(ちなみに↑のイラストは、そのストレスに晒されている主人公の図です)

 

 この状況で一人だけ、夜遅くに帰って疲れてるのにも関わらず、主人公の為に親子丼とか作ってくれる四男の恭介さん……

 

 惚れない人いる!?

 

 恭介さんマジオアシス!

 

 

 だけどもだ・け・ど!

 

 そこは乙女ゲーですわ。この序盤のストレスが大きければ大きいほど、物凄い萌えとなって跳ね返って来るっていう仕組みでしたわ。

 

 5月を過ぎた辺りでしょうか。ちょっとずつそれぞれの兄弟とのエピソードが増えていき、兄弟それぞれに萌え処を発見します。私的には特に次男が想像以上の萌えを持ってくるので、結構ヤバいです。(チョロいとも言う)

 

 6月15日には『夏祭り』という第一回“萌えのビッグウェーブ”イベがあって、「ヤバいわ……私、この兄弟皆好きで、誰か一人なんて選べない…」となった私は、余りにも萌え過ぎて近くにいた母親に設定を話して助けを求めました。一蹴して笑い飛ばされるかと思いきや、意外にも喰い付いてきて「次男とか三男いいじゃん…」とか言ってきました。(これが血の運命…)

 

 よくよく話してみると、オカンが毎日見まくっている韓国ドラマにも通ずるところがあるみたいです。(男尊女卑社会とか、お金持ちのプリンス設定とか)

 

 だからかもしれません……。年齢的に言えば主人公への感情移入がキツいはずなのに、こんな私でもこのゲームを楽しめているのは!!(言ってて虚しい…)こんないい歳した私でも楽しめるゲームを作ってくれて、本当に有難いです笑い泣き

 

 

 また、この恋愛対象の兄弟5人以外にも登場人物は結構いて、主人公をチヤホヤしてくれるキャラも何人かいるので、悪い気はしないです。(※嘘です、鼻の下伸びてます)

 

 弥島家内でイジめてくる長女と何も言わなかった次女も、6月半ばの今では状況(立場?)が変わってきて、イラつきは若干残るものの大分愛しい存在になっているし、何よりも私個人が一人っ子なのもあって、この大家族の仲の良い(?)会話を聞いてると、それだけで「兄弟いいなぁ~」っていう気持ちになりますにやりラブラブ

 

 バラバラだった弥島家が、主人公を通してまとまっていく感じも、このゲームの見所なのかもしれません。

 

 相変わらず恋愛対象を一人に絞らなきゃならないのが心苦しいですが、今後の兄弟との恋が凄く楽しみです♪

 

 以上、『天涯ニ舞ウ、粋ナ花』の序盤プレイ感想でした。

※また萌えのビックウェーブ来たら、唐突にプレイ感想書くかもしれません。

 

 

 

 ドラマCD付きとかあったんだ……えーん