ウクライナ問題を主導し、世界を破綻させて新世界秩序を作りたい勢力は、数の上では少数派ですが、お金に物言わせ、恫喝することで西側諸国の政府を従わせています。日本もその戦略にどっぷりと浸かっているため、前途は暗く今後のエネルギー危機と食糧危機は避けられない状況です。

 

国が亡くなってしまっては元も子もないと思うのですが、今だけ、金だけ、自分だけの岸田政権は、そんなことにも気が付かないようです。こんな政権を選挙で選んでしまった私たち国民は、その時になって後悔しても遅いのですが、まぁ、自業自得とも言えるわけで、憤りを通り越し、悲しくて仕方ありません。

 

世界では、グローバリズムに抗う人達が、必至にがんばっていますが、そんな動きも日本ではまったく報道されず、グローバリストのプロパガンダ機関であるTVや新聞は、相変わらず、くだらないニュースに明け暮れています。

 

そこで、今回はロシアからこの報道を転載します。

 

 

ーーー以下 転載ーーー

 

ウクライナ紛争は西側の覇権を終わらせる可能性がある-ハンガリー

2022年8月18日 16:50
ヴィクトル・オルバン首相は、欧米がウクライナで軍事的に勝利できるとは考えていないと述べ、制裁は失敗していると主張した

ハンガリーのオルバン首相は、ウクライナで起きている紛争は、欧米の覇権主義を世界的に「実証的に」終焉させる可能性があると主張している。

ドイツのオンライン雑誌『ティヒス・アインブリック』とのインタビューで、オルバン首相は、ウクライナでの戦闘が終われば、欧州連合(EU)は世界の舞台で弱体化するとの見通しを示した。

ハンガリーの指導者は、西側諸国は軍事的に紛争に勝つことができず、モスクワに課した制裁措置はロシアを不安定にすることに失敗したと主張した。さらに悪いことに、懲罰的な措置は見事にEUに裏目に出てしまったという。

オルバン氏はまた、ウクライナに関して、「世界の大部分」は明らかに米国を支持していないと指摘した。中国、インド、ブラジル、南アフリカ、アラブ諸国、アフリカ」などが、ウクライナ問題で西側諸国を支持していないと指摘した。

「この戦争によって、西側優位の状況が終焉を迎えることは十分にあり得る」とオルバン氏は述べた。

一方、EU以外の大国はすでにこの状況から利益を得ているとし、"独自のエネルギー源を持つ "ロシアを指摘した。

EUのロシアからのエネルギー輸入が激減している一方で、ロシアの国営ガス会社ガスプロムの収入は急増していることを指摘した。

北京も、紛争が始まる前よりはましになっているとオルバン首相は主張した。中国が以前は「アラブの言いなり」だったが、今はそうではないと説明し、どうやら石油市場のことを指しているようだ。

ハンガリー首相に言わせれば、もう一つの受益者は「アメリカの大企業」である。エクソンの利益は2倍、シェブロンの利益は4倍、コノコフィリップスの利益は6倍になっている」と、オルバン首相はその根拠を示した。

制裁は「根本的に間違っている」 – ハンガリー国会議長

ハンガリーはEUの対ロシア制裁に従いつつも、紛争勃発以来、どちらにも武器を提供せず、モスクワやキエフに対して厳しい発言をしないなど、中立的な立場を維持している。

ブダペストは、ハンガリー人の安全を脅かすことはできないし、紛争に引きずり込まれることもないと主張している。

さらに、オルバン氏らハンガリー政府高官は、EUの制裁の一部はロシアよりもEUに害を及ぼすとして批判を繰り返してきた。

5月には、ロシアの石油禁輸をめぐり、ハンガリーはEU首脳と直接対決に突入した。パイプラインで輸入される燃料の免除を切り出した後、ブダペストは拒否権を解除した。

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