コロナ騒動も、ウクライナ問題も、主要メディアは偏った報道に終止し、私達を翻弄し続けていますが、環境問題についてもその構図は同様で、世界経済フォーラムや国連、WHO等々。国際機関が定めた事に準ずる報道はどんどん流されますが、意に添わないことは、ほぼ報道されません。

 

現在、地球は温暖化している事になっているので、北極の最高気温が更新されたことは報道されても、最低気温が更新されたという報道はほぼ流れません。

 

しかし、こんなニュースが流れるようになり、

 

強烈寒波と大雪のヨーロッパで、いま起きていること
2018/3/2(金) 8:31

 

パリ最新情報「4月なのに寒波襲来中のフランス。電力節約の呼びかけも」

Posted on 2022/04/04Design Stories  

 

温暖化はなんとなく怪しくなってきたので、気候変動という言葉に置き換わり、それに伴う環境への影響がいろいろと話題になっています。

 

今回は、その環境への影響の中から、オーストラリアのグレートバリアリーフのサンゴについての報道を取り上げてみます。

 

 

2021年6月26日

 

 

2022.04.01 21:30

 

この様な報道がある一方で、反対の報道もあります。

 

2022.04.28 06:30

 

私は約20年くらい、伊豆の海に潜って海の中の様子を見て来ました。海中の環境変化について、人為的な影響を受けることを実感していますが、その反面、人為的と思えないような環境の変化ありました。海中の環境変化についても、影響する事象は多々あると思わますが、一番感じることは自然の持つ力(Power)です。詳細に文章で説明することが難しいのですが、人智の及ばないモノの様に感じています。なので、気候についても同じ様に、人為的な影響は皆無では無いけれど、それが全てでは無いと思っています。

 

また、人為的な影響は地球全体で見たときに、どのくらいの影響力があるのだろうか。と考えたとき、極所的な少し大きな影響はあっても、全体として、また時間軸にもよりますが、「時間」を踏まえて考えたときに、致命的なものになるのでしょうか。もし、致命的なモノ、例えばスノーボールアースの様な環境変化は、人為的なことよりも自然によるモノでしか成し得ない事の様に感じます。

 

環境問題はその時代を生きている人がもっとも影響を与えるし、影響されると思いますので、重要な問題であることは間違いないのですが、偏った情報に扇動されてしまうと、おかしな判断を導き出し、環境とは違った側面に悪影響を及ばしかねません。

 

特に経済に与える影響は大きいですし、利害や利権と大きく関係するため、私たち市民が利用されてバカを見ることにもなりかねません。

 

どちらが真実なのか?という見方ではなく、事実を見ながら今言われている事や、SDGsなどの方向性について、考えてみることは大切だと思います。

 

海外の報道も転載します。

 

ーーー以下 転載ーーー

 

気候変動が懸念される中、グレートバリアリーフのサンゴは過去最高の成長を遂げました。

タイラー・ダーデン著
2022年8月7日(日)午前8時30分

著者:クリス・モリソン via DailySceptic.org。

グレートバリアリーフ(GBR)のサンゴの年間成長率がほぼ垂直に上昇し続けており、広範囲でさらなる大幅な増加が記録されている。

オーストラリア海洋科学研究所(AIMS)の2021-22年の年次サマリーによると、サンゴ礁の北部と中央部のサンゴ被覆のレベルは、過去36年間のモニタリングで最も高いレベルにあったそうです。

しかし、不思議なことに、この記事を書いている時点では、このニュースは主要なメディアで軽視されている。世界のサンゴ礁の消滅は、ネット・ゼロ推進派がよく使う脅し文句である。2020年10月の時点で、BBCはリーフの珊瑚が半分になったという話を伝えていた。ガーディアン』紙は、1999年にジョージ・モンビオが読者に対して「世界のサンゴ礁の破壊が差し迫っているというのは、恐怖物語ではない」と述べたことで、サンゴの終末論を最初に打ち出した一人である。同紙は、最近の記録的な成長を指摘した上で、「地球温暖化が回復を危うくする可能性がある」と付け加えた。

地球温暖化でサンゴが死ぬという考え方は、はっきり言って大嘘です。刺胞動物のクラゲと近縁の熱帯サンゴは、24℃から32℃の海域で繁栄しています。適応能力は高いが、エルニーニョ現象などの自然気象変動によって起こる急激な温度変化を嫌うようだ。AIMS の最新の結果が示すように、サンゴは局地的に正常な状態に戻るとすぐに回復します。実際、サンゴは、GBRよりも赤道付近の暖かい海域で早く成長することが多いのです。長期にわたるわずかな海水温の変化がサンゴを絶滅させるという大げさな宣伝文句がありますが、科学的根拠はそうではないことを示唆しています。

 

センセーショナルな成長は、上の北方礁のグラフを見れば一目瞭然です。2014年から2020年までの「攪乱の累積期間」を経て、回復が続いていると言われています。過去2年間に調査した24のリーフのうち、ハードコーラルの被度が減少したのは3つだけだった。最大の擾乱はもちろん2016年頃に発生し、強力で自然なエルニーニョ太平洋振動によって、周囲の海水温が最大3℃も急速に上昇したことだ。急激な温暖化によってサンゴは怯え、共生藻を排出し、一般に白化として知られているプロセスを経ています。しかし、海水温が安定すると、この現象はすぐに収束します。サンゴは、5 億年前から何らかの形で存在しています。この自然現象は、私たちが地球上で生命を誕生させた頃までさかのぼることができそうです。

 

中央のリーフでは、2012年と2016年に見られた減少は、2012年のサイクロン「ヤッシー」と2016年の「エルニーニョ」という自然現象によるものでした。後者は2019年頃まで白化現象が続き、オニヒトデの襲撃も発生し、事態を悪化させた。それ以来、サンゴの成長は目覚しいものがあります。昨年は、ハードコーラルの被度が33%まで増加し、この地域では最高と言われています。過去 2 年間、ハードコーラルの被度は 4 つのリーフで減少し、残りのほとんどのリーフで増加しました。

GBR 南部は一般に最も高いサンゴ被度を示してきましたが、AIMS によると 36 年間の調査史の中で最も「動的」であるとのことです。近年は2016年のエルニーニョによる収奪の後、良好な成長が見られるが、オニヒトデによる大きな攻撃もある。AIMSは、南部のサンゴ礁の多くはサンゴの被度が高いが、オニヒトデが一部の地域を壊滅させ続けていると指摘している。

全体として、GBRは素晴らしい状態にあるようです

AIMS によると、北部と中部では、ハードコーラルの被度はそれぞれ 36%と 33%に達しています。サンゴ礁はハードコーラル以外にも、スポンジや藻類など多様な種で構成されています。AIMS では、過去の調査から 30〜50%を「高い値」と定義しています。

しかし、サンゴは、グリーンアジェンダの武器として、軽々しく捨て去るには惜しい存在です。最近のサンゴの自然減少の見事な逆転現象を強調したにもかかわらず、AIMSは流行の黙示録的なストーリーに固執しているようである。

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「気候変動によって予測されるサンゴの大量白化現象の頻度と強度は、現在、現実のものとなっています。同時に、高濁度、海水温の上昇、海洋化学の変化などの慢性的なストレス要因が回復率に悪影響を及ぼし、より頻繁な急性障害により回復の間隔が短くなっています」と結論づけています。
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私の直感では、この小さな生き物はあと5億年、あるいはもっと長い年月の間にまだ存在していると思います。
 

 

過去記事もご覧ください