公認会計士・税理士の森井じゅん氏による税金講座。前にもブログで書いていますが、今回は6回に分かれて解説されている動画についてです。小分けされているので、スキマ時間に1回づつ見られます。今回も自分の為に内容を整理してみました。

2回目は「税の種類編」です。

 


・日本には約50種類の税金がある

 

※国に払う税金と地方自治体に払う税金に分けられる

税金を意識すると様々な税金があることが分かる。

・レモンサワーと税金
ビールの税金がなぜ高いのか。それは、昔冷蔵庫が普及していなかったころ、冷蔵庫に入れて冷やして飲むビールは高級品だったから。

それが、今はみんなの手の届くモノになた。しかし、ビールの税金は高い。ビールの税金は麦芽の量とか内容物で決まっていので、メーカーが試行錯誤して作ったモノが発泡酒。

第3のビールと言われるモノはリキュール類になるので、さらに税金が安くなる。税金の影響を考えた企業努力によって、いろいろなモノが開発された。

缶酎ハイは税金が少ないので、缶酎ハイの市場が広まった。

2020年10月に酒税法改正が有り、ビールは下がったが、第3のビールや発泡酒は上った。レモンサワーは据え置きだったため、第3のビールを飲んでいた人が、レモンサワーに移行するか、缶酎ハイ系に移行した。

税金の影響により、私達の購買意欲も影響を受ける。
企業の研究開発も税金により影響を受け変わってくる。
税金は様々なところに影響している。

※日本を豊かにするための税金の仕組みを考えなければならない。

しかし、現状は取れそうな所から取るという形になっている。
だから、私達が税金について知る事は重要

消費税はマイナスの乗数効果が有る。
・給料を下げてしまう。
・その分価格が上がるので使えるお金も減ってしまう。

税金の与える影響ももっと考えていかなければならない。

今回の動画はここまでです。

今回のまとめ
・税金は50種類以上ある
・税金は様々なところに影響する
・消費税はマイナスの乗数効果がある
・日本を豊かにする税制が必要だが、現状はそうはなっていない。



シリーズ前回記事
森井先生と「税」を学ぼう!No1


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